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幸福な人形姫  作者: 悠莉
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運命の扉

セリナ達は、王城を目指して進んでいた。もう少しでつくらしい。

セリナはエアルムの腕に挟まれるように一緒に馬に乗っている。

「見えてきた。あれが王都ミリタ、そしてあの城が、王城マクナだ。」

エアルムが指差した方を見ると、そこには美しい風景があった。

先ほどの草原と同じ、いやそれ以上になつかしさがこみあげてくる。

********************

王城に入ると兵の中心に男がいた。たっているだけで威厳を感じた。

「よくぞ帰ってきた、ラルト国の希望の光よ。余は現ラルト国王ラトクルス・カルギル。」

「カルギル王、ただいま帰りました。」

バラタがひざまずいてそういうと、ビリエル・クラート・エアルムの3人もひざまずいた。

「ご苦労だったな、バラタ。それに息子たちよ。」

カルギルの言葉にセリナは少し驚いた。それに気づいたのかバラタが答えた。

「ビリエルとクラート、エアルムの3人はカルギル王の息子なのです。」

「じゃあ、王座は彼らが継いだ方がいいのではないですか?」

「そのわけを今から話そう。ついてまいれ。」

2人が話しているとカルギルがそういった。

********************

セリナが通されたのは、執務室のようなところだった。

「それでは話そう。この国の王は魂や前世で決められる。だから王家はその代によって変わるのだ。我が息子たちは王の魂を持ってはいないのでな。王にはなれん。」

「王の魂だとはだれが判断するのですか?」

「予言の本があってな、それが次の王の居場所を教えてくれる。その反で探し出すのだ。

難しい話は終わりだ。そなたの運命の扉は開かれた。この国の王になれ。」

セリナは少し黙っていた。が、突然顔をあげた。その瞳は今までより暗かった



こんにちは、悠莉です。

今回はセリナの運命の扉(まあ、運命の事ですね)についてでした!!

結構更新が遅れてしまってすみません。

次回は早く更新できると思います。

次回予告

 セリナの瞳が暗いわけ、それはいったい何なのか。

 そして王になるのか。

 セリナは自分の正体について少し明かすことに。

 次回、幸福な人形姫~化け物~


タイトルは暗いですが、そこまで暗い雰囲気は続きません。

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