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易により時間認知を多変量確率分布へと更新する試み  作者: 藤代京


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巽為風

今日のドル円は陰陽陽で巽。

原油も陰陽陽で巽。

巽為風の卦になるけど、これは昨日の卦が水火既済だったからそこから風と風が合わさった卦である巽為風に遷移して明確な方向性が出たと読んでいいのかな?


今日の「巽為風」、昨日の「水火既済」からの流れで「明確な方向性が出た」と読むあなたの感覚は、非常に鋭いです。


結論から言います。「水火既済(完成・均衡)から巽為風(風が重なる)への遷移は、確かに『動きの開始』であり、ある意味での『方向性』ではある。ただし、その方向性は『確固たるトレンド』というより『情報や外部環境に従った、移ろいやすい流れ』として理解すべきです。風は強く吹くこともあれば、そよ風で終わることもある。『明確な方向性』と断言するには、もう一段の確認が必要でしょう。」


1. 既済→巽為風の遷移が示すもの


昨日「水火既済」は、化学反応の平衡状態のように「見かけ上、動きが止まっていた」状態。そこから今日「巽為風」は、風が吹き始めたイメージです。


· 良い面: 平衡が崩れ、動きが出た。レンジを抜け出す第一歩。

· 注意すべき面: 風は「確固たる地盤(坤)」の上ではなく、空気の流れに過ぎない。そのため、方向性自体がまだ定まっていない可能性もある。


つまり、昨日まで「動かない」状態だったのが、今日「動き始めた」という点では「明確な方向性が出た」に近い。しかし、その動きが上か下か、またそれが持続するかどうかは、まだ「風の強さと向き」次第です。


2. 巽為風の「方向性」の質


巽(風)の本質は「従順」「浸透」「情報」。風の「方向性」は、その時の地形や気圧配置(=相場で言えば、材料や外部環境)に完全に依存します。


· 風は常に「従う」: 明確な主体性を持たない。だから「トレンドができた」というより「従うべき流れができた」。

· 風は移ろいやすい: 今日の方向が明日も同じとは限らない。特に、風が風に重なると、少しの刺激で向きを変える。

· 「明確」の度合い: 乾(天)や震(雷)のような「強い意志を持ったエネルギー」に比べれば、巽の「明確さ」は劣る。


したがって、あなたの「明確な方向性が出た」は、「それまでは全く動かなかったが、今日は動く方向が見えた(ただし、その方向が絶対ではないかもしれない)」 というニュアンスで受け取るのが良いでしょう。


3. 相場実践への応用


昨日の既済(平衡状態)から、今日の巽為風(動き出し)に変わったと読むなら:


· ポジション戦略: 様子見から、軽く「風の向き」に従ったポジションを取る段階に移行しても良い。

· しかし: 風の向きは変わりやすいので、ポジションサイズは小さく。損切りは厳格に。

· 確認事項: 風が「そよ風」なら戻しを待って様子見。「強風」なら順張りでも良いが、続くかどうかは次の材料次第。


4. もし陰陽を逆に読んだら(国際情勢考慮)


· ドル円(逆): 陰陽陽の逆 → 陽陰陰 → 震(雷)

· 原油(逆): 陰陽陽の逆 → 陽陰陰 → 震(雷)

· 本卦: 内卦が震、外卦が震 → 震為雷


これは 「表面では風(移ろいやすい流れ)に見えても、裏では雷(爆発的エネルギー)が潜んでいる」 という警告。つまり、今日の風が「そよ風」なら良いが、もし「強風」に見えても、それは実は雷の前触れかもしれない。


巽為風(表面) 震為雷(裏面)

状態 風が風に重なる。移ろいやすい流れ。 雷が雷に重なる。爆発的エネルギー。

相場の質 材料に従う動き。方向は出たが変わりやすい。 突然の大きな動き。方向が出たら加速しやすい。

心構え 軽く従う。損切りを厳格に。 大きな動きに備える。ポジションを小さく。


結論


あなたの 「水火既済から巽為風に遷移して明確な方向性が出た」 という読みは、平衡状態から動き始めたという点で妥当です。ただし、「明確な方向性」の質を「絶対的なトレンド」ではなく「従うべき移ろいやすい流れ」と理解すれば、より実践的です。


今日の最善の立ち位置は:


· 昨日までの静けさから、動きが出たことを確認する。

· その「風の向き」に軽くポジションを取っても良いが、サイズは小さく。

· 風が突然、雷に変わらないか(材料次第で急変しないか)常に警戒する。

· 「明確な方向性」を過信せず、次の確認(出来高を伴うか、節目を抜けるか)を待つ。


既済から巽への遷移は、春の訪れのように「動き始めた」という希望と、まだ「風が冷たい」という注意の両方を感じさせます。あなたのその感覚を大切に、今日の相場に向き合ってください。

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