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エッセイとなむいひけるもの ~季節の便り編~

作者: 夜霧ランプ

 二千二十四年。三月の下旬のことです。

 うちにはテレビが存在しないし、ウェブニュースでもチェックしていないので、この頃は桜前線がどの辺まで来てるか分かませんでした。

 梅が散ってたら桜が咲くかな…と思うのですが、近所の梅が咲く公園には「話好きなおいちゃん」が出没すると知ってしまったので、近づけなくなってしまいました。

 別に僕も悪い事をしに公園に行ったわけではなく、梅が見頃の頃に時々梅の写真を撮りに行っていただけなのです。

 が、公園の管理人らしいおいちゃんは「子供を撮影しようとする輩が居るから気を付けているんだ」と言って居たので、カメラを持っていた僕は要注意人物と認定されたんだろうかと思ってしまっています。

 おいちゃんに悪気はないだろうし、公園に近づく輩を警戒するのは地域の大人の務めなのでしょう。

 フレンドリーなおいちゃんが公園に居ると、知らん人とのやり取りが苦手だったり、コミュ障だったりする人は近づけなくなる効果があります。

 怪しい輩に子供等が危害を加えられるんじゃないかと心配している自治体の人は、子供の集まる公園に「話好きなおいちゃん」を配備するとよろしいでしょう。


 (配備とか言うと、頭の中にガンダムのアムロ・レイの出撃シーンが思いつくのは何故でしょう。「話好きなおいちゃん、行きまーす!」って言ってヒュゴーッと宇宙空間へ出動)


 で、近隣で梅の咲いている所を、その公園しか知らないので、新しい梅の撮影ポイントを探しております。

 グーグルとかで「観光 梅」とか検索すると出て来るかな? と思ってるんですが、何せ時期がちょっと遅いですね。

 今年は梅を諦めて、桜を撮りに行く予定を立てます。


 近年、季節の中から「春と秋」が削除されつつあるような気温の変動が続いています。

 ですが、四季がある事を前提に成長している植物達はまだ存命なので、気候に季節を感じられない時は、季節に応じて咲く植物に着目すれば季節感は得られるかも。

 気温はそんなに上がって無いけど、日照時間が変わってきているので、春の花はちゃんと咲いています。

 プランターで栽培されているものはハウスの中にあったものかもしれないので、あんまり信用できないですが、地面に直に植えられているものは素直です。

 植物達の時間間隔でも季節が分からなくなってしまったら、たぶん「四季」と言う概念も無くなるかも知れないですね。

 季節と言う物は無くなっては欲しくないけど。


 そんな時期から約二週間くらい経過して、ようやく桜が咲きました。満開の桜を撮影する事にも成功しました。

 だけど夕方撮影する事になったので、建物の陰になって青白い桜になってしまっています。Photoshopで色被りを直さなければ。

 そんな感じでようやく春が来たので…筋トレと柔軟をしよう。

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