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このガード、徹底的に破壊する!

「すまん。一人で盛り上がってしまった」


 幼馴染の指摘に照れた顔で先輩が言う。いいえ。可愛くて最高です。

 それよりも問題はこっちである。


「あの写真、ワザと映りましたね?」


 小声で訊くと幼馴染がすまし顔で答える。


「フェアプレーよ」

「フェア?」


 敵意ある挑発行為としか思えない。そこでこの女は小悪魔な微笑みを浮かべる。


「デート中に邪魔が入ったら、邪魔をしないとフェアじゃないでしょ?」


 このガード、徹底的に破壊する!

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