表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/100

私の幼馴染はガードが固い

幼馴染視点です。

「おかえり」

「……どうした?」


 あいつが自分の家の前で待っていた私を見て驚く。


「後輩さんに何か訊かれたかなって」

「お前か……」


 私の用件に苦い顔をする。あの娘の行動力は予想以上のようだった。


「話せた?」


 黙る。けれどあいつはすぐに顔を上げて、私の目を見て誓うように告げた。


「いつか話すと言った」


 私の幼馴染はガードが固い。二年前からそれをずっと解いてあげたかった。

 たとえそれをするのが自分でなかったとしても。

後輩不在だとこうもシリアスな空気が流れるとは……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ