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鈍感タイフーン

 台風で休校ーーという連絡が届かなかったのか、幼馴染の菜月が家に来た。


「え、休校?」


 びしょ濡れの菜月が目を丸くする。寝坊助な僕には自分が必要と毎朝来るが、彼女も結構なおマヌケさんだ。


「どうしよ」


 外は暴風。


「止むまでいなよ」


 そう言うと菜月は口を開けて僕を見た。そしてサッと目を逸らし、


「ど、どうしてもって言うならいてあげるわ」


 ツンとした声でそう答える。


「ツンデレみたい」


 笑ったら怒られた。

 幼馴染は難しい。

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