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あたしの先輩はブレることなくガードが固い

「不覚……」


 弁当を忘れたあたしは部室の机に突っ伏して空腹に耐えていた。


「辛そうだな」


 弁当を食べながら心配する先輩。

 けれどこれは罠。あたしは以前から一人暮らしの先輩が手作りしている弁当の味を知りたいと狙っていたのだ!

 あたしは精一杯に憐憫を誘う演技で物乞いをする。


「辛いです。良ければそのおかずをアーン……」

「ほれ」


 五百円玉が机の上に置かれた。


「釣りは返せよ」


 先輩は優しいが、ブレることなくガードが固い。

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