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山にて 前

はい~皆さん!作者こと桜花です~!


今回は見る人によっては可愛い???霊夢を登場させますた!


~幻想郷 朝 どこかの山~


チュンチュン...

小鳥達が朝を知らせるように鳴く。


小鳥の声を知らせのようにして

俺は目が覚める。


「ん...ん~...!!」


声を出しながら、グッと体を伸ばす。


そして、体を伸ばした際に

俺の体(主に下半身)に重みを感じる。


俺は頭を起こして、自分の体を見てみる。


「すぅ...すぅ...」


「.....」


サラシだけで隠した上半身に下着姿の霊夢が

俺の体にグテーっと寝ている。


目覚めたばかりと言うのもあるが

霊夢の姿を見ても、すぐには行動せず

しばらくして意識がハッキリしだす。


意識がハッキリしたとこで

俺は寝ている霊夢に陰陽玉をぶつける。


ゴン


「いったぁぁぁぁぁあっいぃ!!」


頭を抑えて

狭いテントの中でゴロゴロと転げ回る霊夢。


「おはよう、霊夢」


「いたたたた...おはよう兄さん...じゃなくて!もっと優しい起こし方にしてよ!何で陰陽玉な訳!?博麗神社最大の秘宝をこんな事に使うな!!」


「ほう...なら聞くが霊夢よ、優しい起こし方とはなんだ?」


「えっ...そ、それはその...キスして...優しく声をかけながら起こしてくれるとか...」


「あー...まだ寝ぼけてるのだな、それ、陰陽玉のおかわりだ」


「え!?ちょっ!!まっ!「ゴン」いったああああい!!」


やれやれ...朝から騒がしい妹な事だ。


博麗の二人は今日も平和である。


~起床してから5分~


テントから、かなり近くにある川に来て

俺は川から水を手で掬って、顔を洗っていた。


バシャバシャと音をたてて数回ほど同じ事を繰り返す。


ちなみにここの川はとても綺麗で

水がとても澄んでいる。


空も蒼く、日差しがとても心地よい。


朝の目覚めは最高のものとなった...いや...


「霊夢の困った行動さえなかったらな...」


困った行動と言うのは、さきほどの事のような行動だ

といってもアレはまだマシな方。


酷い時は風呂場に入ってきて

下半身に巻いている布を引っぺがそうとした事などある。


でもまぁ...

そんな霊夢でも、大切な妹な訳で

あの時からの俺の支えでもある訳で...

いろいろと大目に見てる訳だ。


「さてと...んー!」


俺は立ち上がって、背伸びをする。


「兄さん」


背伸びをしていると、噂の妹が

背後から声をかけてくる。


振り返って、霊夢を見ると

何やら着替えを持っている。


「はい着替えと髪留め」


そう言って、手に持っていた着替えと髪留めを

俺に渡してくる。


「ありがとう」


ありがとうと礼を言って

俺は霊夢から着替えを受け取り、その場で着替える。


ちなみに、今の俺の状態は

上半身サラシだけで、下半身はズボンを穿いている状態だ。


いやまぁ...自分もサラシじゃないか!!って言われそうだが

俺は男だぞ?

その反対に霊夢は女だぞ?


とまぁ...誰に言ってるのかわからない説明をしたとこで

俺は着替えを終え、母の形見である髪留めで髪を分ける。


「兄さんのその姿、久しぶりに見た気がする」


「あ~確かに、ここ最近は霊夢が俺の変わりに妖怪退治とかしてるからな」


「だって兄さんに行かせると、必ずと言っていいほど妖怪の返り血で汚れて戻ってくるんだもの」


「まぁ...な」


「そのおかげで信仰も何もないけどね!!」


うん...今では反省している。


あっ、またまたちなみにだが

霊夢の言う俺の服装は、下から順に

紅くて長いズボンに、白黒カラーの陰陽玉のマークが入った、指が出るグローブに、霊夢のように分かれた、少し長めの袖、そして白のラインが入った紅い服だ。


この服装は、俺が妖怪退治とか修行する時とか

なんらかの外出をする時の服装で

神社に居るときは長袖の白い服に紅いズボンの

至ってシンプルな服装。


さてと...今日はどうしましょうかねぇ


「今日はどうする?」


俺は霊夢に何かあるか聞いてみる。


「ん~特にこれと言って何も...山の探索でもする?」


まぁ...何か目的があった訳じゃないしな...

探索でもするか。


「そうだな、何か面白いものがあるかもしれないし、探索するか」


俺と霊夢は山を探索する事になった。


はい~ここまで!


次回は戦闘回となります~


追記、言い忘れましたが、愛夢の外出時の服装は先代博麗と思ってください。(とは言え、私が見た先代の姿はYouTubeにあった動画の奴なんで...皆様の想像にお任せします)

神社に居るときの服装は霊夢の黒歴史です。

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