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そして現在

はい!皆さん~作者の桜花でございます~♪


こちらでのお話なんですが

一話一話

短めで行こうかと思います。


たまに長くなるかもしれませんが...


ではでは~

~博麗神社 寝室~


愛夢視点


兄さん...


誰かが兄さんと呼んでいる...


兄さん...!


その声はよく...

とても聞きなれた声。


その声の持ち主は...


「兄さん!」


「ん...あ~...どうした?」


「どうしたじゃないわよ!...また...辛い夢を見たの?」


「え?」


霊夢が言うまで気付かなかったが

何やら自分の頬に雫が伝っている。


俺は、自分の指で目の辺りを触ってみると

指先が少しぬれていた。


どうやら寝てる間に涙を流していたらしい。


なるほど

辛い夢...ね。


あぁ...とても辛い夢だ

これで何度目だろうか

何度も忘れようとしたあの事。


母が目の前で妖怪に殺されたあの日の事...


何度も何度も忘れようとした

けど、忘れようとする度に夢に出てくる。


そんな俺に気を使って

代わりにここまで育ててくれた紫さんは

俺の記憶の境界を弄って

忘れさせようともしてくれた。


だけど...だけど

俺はそれを...拒んでしまった。


何度も忘れようとした事なのに

拒んでしまった。


その理由は...


「母さん...」


そう...その理由は

大好きだった母さんの事。


記憶を消す...

それはつまり母さんの記憶も消すことになる。


それだけは...どうしてもしたくなかった...。


「兄さん...」


っと...いけない

たとえどんなに辛くとも

霊夢の前だけは笑顔で居ると決めたんだ。


こんな顔してたら博麗の名が泣くよな!


「悪い霊夢、もうだいじょうぶ...だ?」


突然、霊夢が抱きついてきた。


「大丈夫...例えどんな事があっても、私が兄さんを支えるから...」


優しく囁くように

霊夢は俺に言う。


「あはは...情けないな...俺」


俺は、俺に抱きつく霊夢を優しく離して言う。


「ありがとう霊夢」


こんな兄を支えてくれる妹に

純粋な、素直な感謝をする。


そうだ

母を失ったあの日から

霊夢はいつでも俺の事を支えてくれた。


妹がしっかりしてるのに

兄がこんなんじゃな...


俺は布団から起き上がる。


「さて霊夢!朝食は何がいい?」


俺は霊夢に朝食は何がいいか聞いてみる。


「何でもいいわ、兄さんが作る料理はどれもおいしいし」


ほほう...嬉しい事言ってくれるじゃないの。


それじゃあ...とことん!

美味しいものを作ってやるからな!


「わかった、じゃあ境内の掃除頼む」


「えぇ、わかったわ」


俺は、自分が寝ていた布団を畳んで

押入れに入れてから

寝着を脱ぎ、紅白の和服の服を着る。


脱いだ寝着を持って

俺は部屋を出た。



はい!ここまで♪


あっちでの霊夢は黒いイメージですが

こっちの霊夢は白いイメージです。


ちなみにですが愛夢の服は

カラーは紅白で

上半身がコートのように長い服で紅が主にラインが白です

下半身は上半身と合わさったものと思ってください。


さらにちなみにですが

霊夢の服は皆大好き

脇巫女仕様です。


旧作の異変から始まりますが

キャラクターは新の方となります。


ではでは!皆さん!また次回で~♪

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