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あと虫だ
皆さん久しぶりです。前回の僕の部屋の花子さんが奇跡に近い好評を得ました。
うひゃーい。
その評価の中で次回作も読みますと書いてあったんで次回作書きます。ちなみに中山拓也という作家さんも俺なんで良ければ中山拓也の作品も読んでください。
続編なので僕の部屋の花子さんを読んでからリターンズを楽しんでください。
こんちは、皆さん久しぶりですね。俺の事覚えてますか?秋山剛ですよ。
いやぁ、僕の部屋から花子がいなくなってもう一年経ち、俺はもう受験生ですよ。だからお袋もここに住んでるんだすよ。
辞めたんですよ、仕事。
それにコンビニに行くとね、シーチキンおにぎり買っちゃうんですよ。いまだに店員が俺を写メに撮ってますよ。
それに彼女、出来ません。オカルトを追求しすぎて、女の子が離れてるんですよ。しかも花子の影を追ったりして…。
「花子…」
花子が好きなシーチキンおにぎりを食べる。最近鮭よりシーチキンおにぎりの方が好きになりつつある。
「はぁーあ、なんだか最近シーチキンばっかりゃなあ」
俺は一息ついた。シーチキンおにぎり残り64個。頑張れ俺。