やる気だけはあります
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
いつも意地とプライドに齧り付きます。
風邪が良〜感じに治ってきたので、そろそろ出社する事にした。これまでと変わらない様に電車でスマホを弄り、無事会社まで到着。
「お……げほげほげほ……ごほっ……げほげほげほ……はようござい……げほ……ます」
咳に混じった鼻声が静かに響く。
大事な事を言い忘れていた。基本的に私の体はマスクを嫌っている。付けたまま話すと咳が止まらなくなる。勿論、治り掛けの過敏反応も半分あるが。
「熱は下がったの? ……声変だけど……」
「あ、熱は……げほげほげ……下がりました。……ごほっ……検査してコロナでは無いので……げほげほげほ……夏風邪で……」
一応やる気はあります。治ってないのは喉だけです。なんなら喉も咳のしまくりで潤いつつあります。他は全て大丈夫です。
とはいえ、傍から見れば喘息か肺炎を発症した病人にしか思えないこの様である。一応、私の事を心配してくれてはいる。しかし『この時期忙しいから、移さないでね?』という圧も感じる。
いや本当に、我儘ゴネてすみません……。
帰ってきて早々、玄関に跪いて咳き込む女がいる。上半身を激しく降って、髪を振り乱す姿は、完全に病に犯されたそれだった。しかし一頻り其れが終わると何食わぬ顔で体を起こす。
「上長に遠〜回しに『いや帰ろう? 帰るよね?』、『翌日も休むよね? まさか来るとか言わないよね? 大丈夫だよね?』というお言葉を戴いたので、明日も休む事になると思う〜。
マスクがなければもう一つマシなんだけど、今まで軒並み休んで、マスクしないで来るのも変な話だし、そもそも咳が治まったとは言い難いからね。
マスクがなければ……げほげほげほ……これくらいは何ともないんだけど」
確かに今の状態の彼女を見たら、『まぁ治り掛けだし……様子見で居させても……』とは思わなくはない。皮肉にも、そうはならなかった訳で。
「そんなに頑張らなくても……」
「有給が減るのが嫌。
今年入って何回削った? 正月前後に少々、強制待機で早数日、お友達と遊ぶのに少々。私の趣味に少々。これ以上、馬鹿げた『病気で休む』というものに当てたくない」
喉に刺激を与えた事が原因らしい。また激しく咳き込んで、その場で蹲った。余りにも弱々しい姿に反し、目だけは獣のような光があった。
「気張らないとね。すぐに病に負けちゃう。だから仕事していた方が、上手く気が紛れるんだけど」
何故書き続けるのか。
自己肯定感を上げる為。もその一つです。
上げ続けるのは証拠を残す為です。
私だけかも知れませんが、マスク付けると咳が止まらなくなるんですよ。
匂いがきっと駄目なのかも知れません。
あとエアコンが掛かってる部屋でも、滅茶苦茶咳き込んでます。
だから夏はもう少し手加減して欲しい。
息するだけでも噎せるってどんな季節だよ( •︠-•︡ )
そのうちテーブルに頭突きして、下の階の人を驚かせると思います。
あ、私の過去の出来事です。
何故かこの『超絶忙しい連休前』なのに『夏風邪が蔓延する』という『天変地異レベルの病災』が周りで起こってます。
だから残された砦の方々が、ヤバいやつの扱いに慎重になるのも分かるんですよ。
私ですか? 有給減らしたくない!! 全て遊びにツッパしたい。減るんだったら素知らぬ顔で『帰りたくなーーーい!!』という思想です。
我儘言ってすいません……。
改めて、何この○○リスト思考( •︠-•︡ )
皆様もご自愛ください。もうすぐお盆なので。