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第46話 使い捨ての駒達

「どうしてこんなことを」


 凪はドロップスの攻撃をかわしながら会話のキャッチボールを試みるが、ドロップスは飛んでくるボールを弾き飛ばし背中からナイフを取り出すとそのナイフで切り掛かってくる。


 照明の光がナイフの刃に反射して鈍い輝きを放つ、凪はドロップスから目を離さず静かに息を整える。


 ドロップスは無言のまま、体の重心を低くしナイフを持つ手を前に出す、凪はナイフが顔に当たるか当たらないかのすんでの所でかわしながらドロップスの腕を掴み自分の方に引くとドロップスに頭突きを喰らわせる。


「クッ」


 凪の頭突きに怯んだドロップスのナイフを持っている手を蹴り、ナイフは高く飛びながら地面に落ち、それを拾おうとしたドロップスの胸に掌打を繰り出す。


 ドロップスは衝撃で一歩後ろに下がったが、すぐに体勢を立て直しナイフを拾うのは無理だと諦めたのか、拳を握りしめパワー缶から赤い飴を取り出し口に入れる。


「話聞いたよ、お姉さんがその…行方不明だって」


「それがどうした」


「私も手伝うよお姉さんを探すのをだから」


「こんなことやめろってか、馬鹿馬鹿しいどうせ姉は死んでるさ、それよりなんで死んだかお前らのペットに聞いたのか」


「何も聞いてないけど…」


「あいつは負けた魔法少女を逃すどころか変身能力を奪って見捨てたんだ、奴にとってはお前らなんてただの駒にすぎない」


「そ、そんなことないよ」


「ならなぜ奴はお前に話さない、なぜ前の魔法少女達を探そうともしない、あいつはそう言うやつだ他人なんて駒としか思ってない

使えなくなった駒が死のうが行方不明になろうが関係ない、お前もそうさ使えなくなった瞬間捨てられる!!」


 ドロップスは戸惑っている凪の顔面目掛けて殴りかかる。


 凪はその拳をまとにくらい顔の骨が砕け、脳みそが弾け飛び辺り一面に頭だったものがジャムのように散らばる。


 ドロップスの攻撃はそれで終わらず落としたナイフをすぐさまひろい凪の心臓を突き刺す。


 グリグリと心臓に突き刺さったナイフを動かすが、そんなことをしている間に消し飛んだ頭が再生しナイフを突き刺しているドロップスを殴るとすかさず距離を置き胸に突き刺さったナイフを取る。


「はぁ、はぁ」


「心臓も脳みそも壊したって言うのに死なないなんてな、奴にとって都合のいい駒だな姉と違って」


「あなたの言う通りクラフトさんのことなんて全く知らないよ、でもそんなことする人とは思えない」


「そりゃそうだろ、使い捨てにするまで仲良しこやしだろうぜ」


「そんなことは…」


「信じたいなら信じればいいさ、そんなことよりお前を殺す方法を思いついたよ」


 そう言いながら能力缶とパワー缶から水を操る青い飴と念力を違うピンクの飴を取り出し口に入れる。




「この ううーー!! 全然離れない」


 一方そのころ2人はと言うと真琴は視点が定らず体をビクビクさせながら触手が入った口で小さな喘ぎ声をはっし、ホノカはと言うと触手に捉えられ今から言う場面だった。


「さて捕まいましたわ、さあさあこのまま大人しく私の玩具になることですわね」


「こうなったら奥の手を使うしかない」


「無駄ですわよ、今度は逃しませんわ」


「そこの人みたいになりたくないし 奥の手中の奥の手をやるしかない」


「無駄なことをさあさあ私の手のひらで悶え苦しみなさい」


「チェンジ!!」 


 ホノカは大きな声をはり自分自身の姿を変えていく、鳥や猫などの別の生物に変わるのかだとしても触手からは逃げられないとたかをくくっていたが違った、ホノカは人間に変身したのだ。


「な、なに!?そ、その姿は」


 その変身した姿は全裸で全体的にポッチャリで髪の毛が少ないくせに胸毛や脇毛が生え全体的に臭そうな印象を与える汚らしいおっさんの姿だった。


 こう…言っていいものかわからないがエロ漫画の竿役によくいるゴブリンとかオークと見間違えるような汚いおっさんと瓜二つと言うか全く同じだった。


 個人的な意見になるがああ言う漢字のおっさんは見てて気分が悪くなるし、大抵がNTR物のような気がするのは気のせいか。


「な、え…え……な、なにその」


「ふふふ これこそわたしの作戦だよ」


「ま、まさか、汚らしい姿をすることで私が遊べないように、く、クソなんて汚い手を…私のカメラに触手に巻かれた汚らしいオッサンが」


「どうだ これ以上は手が出せまい エロ同人にはエロ同人をぶつけるんだよ」


「くっ…くそぉ!!なんで、なんでそんな酷いことが」


 フェイスは地面に四つん這いになりながら地面を叩く。


「アハハハ幹部敗れたり これでエロ担当にならずに……ん?あれなんかキツく」


「ぐぐぐぐ、こうなったら、このまま絞めて変身解除させて元の姿に…」


「待ってそれなし それはダメでしょ あ きついきつい普通に苦しい でるレモンジュースが出ちゃうから」


 フェイスは目から血流を流しながら触手に全力で締め上げるように命令し触手はその命令通り全力で汚いおっさんを締め上げ、汚いおっさんは身体中から汚い汗を流しながら抵抗する。


 そんな見るに耐えない絵面が展開されている中凪はと言うと。


「グボボボボボボ…」


「いくら体を壊そうが頭を潰そうがお前は殺せない、どこを壊しても再生する、だが窒息で死んだらどこを再生するんだ」


 ドロップスは手から出る水を念力で操り水を丸い塊にさせその塊を凪の頭に被せていた。


 念力で操られた水は落ちることなく凪の頭全体を包み凪の口と鼻を塞ぐ、凪は必死に水を取ろうとするが水は取れずゴボゴボと息を無駄に吐くことしかできなかった。


「これならお前を殺せる」

 

「ボボボボボ」


「その水はどうにもできん、このままゆっくり死んでいけ」

普通に遅れた作者です、昨日は忙しいのと疲れて書く気力がなく書けませんでした、後書は特にありません、急いで明日の分を書かなくては

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