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第157話 フリーソング

【・・・いずれ来る事は考えていたが、想像を絶する早さだ、さすがは正義のヒーローだ】


 クリフォトは皮肉まじりにそうつぶやき手を叩く。


 ヘンリーは自身のサイズを戻しクリフォトと目を合わせながら、作戦を考える。


「すまない遅くなった」


「・・・プロに任せて…って言いたいけど、今回は手を貸してもらわないといけなさそうね・・・」


「は、はいおねがいします」


「いろんな場所で鏡から敵対生物が現れ暴れているが、犯人は君でいいんだな」


「・・・酷いテロね、何が目的なのか知らないけど速攻であの臭い怪物を帰しなさい・・・」


【ご老人と模造品ごとぎが大きく出たものだ、帰るのは貴様らの方ではないか】


「懐かしものだな君は20年前に暴れた怪物と同じ個体だな」


「・・・でも懲りずに暴れるなんてね・・・」


「警察の報告にもあったが、ヒーローズハントに協力しているようだが何が目的だ」


【こうなることを予期して、この場に来る者の数を少しでも減らしたかっただけだ】


「自白したな、自分は負けないという自信の表れか」


【言わないと理解できぬかご老人】



叔母おばさんこれなら」


「ええ、悪いけど任せるわ、無理はしないで」


〔おう、任せろ〕


「クラフト、彩芽の居場所わかる」


[いや・・無理だ、おそらく彼女自信の魔力を消して探知できないようにしてる、奴がくることが分かってたのか]


「だと思った、なら・・私にマジックリングを貸して、片っ端から居そうなところにテレポートして探す」


[分かった、スペルコードも持って行ってこいつがあれば3回ぐらいなら魔力消費をなしに魔法を使える]


「その剣折れるだけの使えない奴だと思ってた」


[そんなわけないだろ]


 クラフトは真琴に魔術を条件なしに使えるマジックリングとスペルコードを渡し、真琴はテレポートを使い移動する。


「引く気がないなら手荒の真似をせざるを得ないな」


【やってみろ】


「ムーン」


「・・・ドォおおおおおおおお!!!・・・」


 クリフォトの軽い挑発にムーンが速攻で乗り、口から衝撃的が放たれ周囲の鏡を叩き割りながらクリフォトに直撃する、しかしクリフォトには何のダメージもない。


【くだ・】


 らん そう呟こうとした瞬間縮小して足元に来たヘンリーが同時に元のサイズに戻りながらアッパーをくらわせる。


【くっ…】

 

 すかさず反撃を仕掛けるクリフォトだが攻撃が当たる瞬間に縮小し、隙ができたタイミングで再びサイズを戻し回し蹴りを脳天に食らわせる。


「優しくやるつもりはないぞ」


 その宣言に嘘偽りなくヘンリーは縮小し宙を浮いている鏡を思いっ切り蹴ってクリフォトに突撃し、当たる寸前に元のサイズに戻りぶん殴り、反撃をくらう前に縮小し再び鏡を蹴って勢いを付けてから攻撃をする。


【小癪な…】


 何度も殴りながら足元に小さなトラバサミを置き、元のサイズに戻しクリフォトを踏ませ、少し動揺した所で頭に爆弾を貼り付け爆発させる。


 反撃をしようとしたが縮小し回避する。


【こんなもの!!】


 同じ手が何度も通じるわけもなくクリフォトは体から衝撃波を放ちヘンリーを吹き飛ばす。


「今だ!!」


【ん?】


〔「おらゃ!!!」〕


 ヘンリーが攻撃をしている間に力を溜めたムーンと衝撃と太陽のような輝きをはなつトロスの光線にくわえ、全エネルギーを蓄積したスーペリアの光線がクリフォトの体を貫く。


〔どうだ!〕


「まだだ」


 さらに攻撃の終わりを巨大化したヘンリーが踏み潰す。


「・・・どうだ」


 オーバーにも見える攻撃に一溜まりもないないと誰もがそう思った、だがヘンリーの足元が光り輝くとヘンリーを吹き飛ばし、煙の中から無傷のクリフォトが姿を現す。


「ぐわぁぁぁ!!」


「・・・おじいちゃん・・・」


【ハハハハハ】


 吹き飛ばされ宙を飛ぶヘンリーをムーンが受け止める。


「すまない油断した」


「・・・噓でしょ無傷なんて・・・」


「相当の強さだ、私達が来たところで対して変わらなかったな」


【我が憤怒に触れたのだ、どれほどの時が経とうとも、この憤怒は誰もともられぬ】


「・・・何にキレてんのよ、キレたいのはこっちよ・・・」


「かなりお怒りらしい、なにをそんなに怒っているのか分からないけど、それをくらって落ち着きたまえ」


 その言葉にクリフォトが疑問を抱く前にヘンリーが踏み潰すと同時に上空に投げ飛ばした巨大化したゴミがクリフォトに降り注ぎ押し潰す。


 さらに追撃と言わんばかりに事前に小さくしていたガソリン缶を投げ、5mほどのサイズに戻すと同時に小型爆弾を投げつけ起爆させる。


 地面が激しく揺れるほどの衝撃が走り、遠くからでも見える爆炎を作り出す、そんな爆炎から巨大な手が伸びヘンリーを掴んだ。


「なに!?」


「・・・おじいちゃん!!・・・」


「そんなまさか」


 激しく燃える爆炎の中から赤と銀のスーツに身を包むフリーサイズマンが現れ、ヘンリーを掴んで向かいのビルに向かって投げつける。


「ヘンリーさああああああん!!」


「・・・あいつ偽物を作り出せるの・・・」


 さらにフリーはビルに向かって飛び膝蹴りを喰らわせビルを破壊する。


〔ま、まずい〕


「いや、大丈夫だ」


 崩壊したビルを巨大化したヘンリーが持ち上げ、フリーに向かって投げつけるがフリーは軽くはたいて残骸を防ぐ。


【愚かな者だ、のんびり隠居して入れば自分に殺されずにすんだものの】


「驚いたな、まるで自分自身と戦っているよう、だけど小さくなれば防ぐ必要もないのにならなかった、どうやら知能はないらしい」


【だがお前は負ける】


「いいさ、一回このサイズで殴り合いをしてみたかった所だ」


 フリーはヘンリーにつかみかかるがそれを容易く回避し、腕を掴んで半壊したビルに向かって背負い投げで叩きつける。


 立ち上がる前にフリーの胸ぐらを掴んでムーンと太一が居ない方向に投げ飛ばす、2人が戦いの邪魔になると言う考えもあるのだろうがクリフォトの狙い通り、ヘンリーと2人は分断された。


【さあ、大きな虫はどこかに行ったぞ】


「・・・なら小さな虫も作ったら、それも吹き飛ばしてぶっ飛ばしてあげる・・・」


【模造品ごとき作る価値もない】


「・・・なら跡形もなく消し飛ばしてあげる・・・」

どうもなんだかものすごくだるい作者です、休日だからでしょうか物凄くだるいです、ずっと小説も書かずにライバルズで遊んでました。


 かなり遊んでいたんですがやっぱり新キャラを使う人が多いですね、ランクマッチでも新キャラ率が多くてシングとトーチの2人が揃ったら絶対に負けてますね。


 どうしてランクマッチでふざけるのか、せめてクイックマッチで使いこなせてから来て欲しいです、後ヒーラが全体的に弱体化されたのもかなりキツイですね、まあそこら辺はおいおい慣れると思います。

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