第150話 メガネをかけてる間は
【おっと可愛い担当のミスティワイトが手を挙げた】
「ちょ ま・・」
【自己紹介よろぴくね】
穂乃花の思いも届かずモニターがミスティラウンの画像を表示する。
「え?どうしたのファンさん」
「いや なんもないよ」
「私はミスティラウンこんな姿だけどれっきとした大人だ、今日はよろしく」
【じゃあじゃあ行くよ一問一答!!】
【能力は】
「サイズ自在の板を2つ出したり、その場に固定できたりする」
【本当に40歳】
「39歳です」
【全然そう見えないな】
「同じようなものだよね」
【変身魔法みたいなものでその体系になっているんですか】
「身長は変身前と変わらないよ、少し違うけど後天的の小人症なの」
【やべぇ吾輩も低身長だからナカーマって弄ろうとか考えたけど全然弄ったらダメな奴じゃん】
【そんなこと考えとったんか】
「別に全然弄ってくれてもいいんだよ、もうなれてるし」
【やっぱり吾輩とは器がちげーや】
【好きな曲は】
「異邦人」
【古!!】
【逆に知ってるんだ】
【使ってる鎖になる剣は何なんですか】
「み・・いやガンだった時に魔除けで友達に貰ったの」
「今思うと図書館でみ・・ごほん、さんが使ってたのは強いからじゃなくて元々の持ち主だったからなんですね」
「そう言えば返してもらってないかも」
[元々あの人のものなんだろ]
「え ごめん何の話してんの」
【なんか色々あったんすね、と言うかまってガンなの】
「もう治ったけどね」
【ま、マジか・・え、えーっとアリン先輩と友達みたいですが2人はどんな関係ですか】
「大学時代の友達の友達」
【ほぼ他人じゃん】
【友達の友達は皆友達よ】
【仕事はしてますか】
「もちろんだとも、解けない謎などない名探偵だ」
【へー探偵なんだ・・かっけー】
【名前は自分で考えたの】
「もちろんクラフトくんに任せたら酷い名前にされる」
[こら僕をなんだと思ってるんだ]
「つけるとしたらどんな名前にするの」
[そうだなホワイトデイ]
「ほらな」
【最近買ったお酒は】
「基本はストゼロだけど最近スピリタス買った」
[え、あれを飲む気かい]
【恋人はいますか、なんかユニコーンが湧いてるな】
「いない」
【ちなみに・・欲しい?】
「欲しい気持ちはあるけど、こんな小学生女児の姿を好きになる奴とは付き合いたくないし、子供を作ったとして私の障害を継いで生まれてくる、そんな辛い思いはさせたくたいし、なんか友達の子供の世話を凄いするから気持ち的に親の気分なんだよね」
【なんか凄い深い話が出たけどここで】
【しゅーりょう-】
【なんか前の2人に比べてそこまで変な事言ってないな】
【何の話をふかふかしようかな・・あ、スピリタス買ったの】
「うん」
【えーっとなして】
「いや魔法少女に変身したら耐久力が上がるの」
【うん】
「で、耐久力が上がってるならこれなら飲めるかな思って」
[こらあああ!!魔法少女の力をそんなことに使うな]
【そう言えば探偵なの】
「はい」
【なんで探偵になったのやっぱりかっこいいから】
「親の牧場を継いでも良かったけど、私いつ死んでもおかしくないし、死ぬ前には後継者を探さないといけないでしょ、それに動物を引っ張れないと言うか逆に引っ張れるからそもそも向いてない
だから牧場を継ぐのはやめてどうしようかなって思ってるところに探偵の人が事務所の鍵と事務所の色んな権利をくれるって言ったから探偵になったの」
「まって え 親牧場持ってんの」
「うん、最近は稼げないし、借金ばかり増えるからたたもうかって話してるよ、弟が継ぐ気だけど最近の政治は牧場とか農家をいじめて辞めさせるのが好きらしいし、私が借金の返済してるからたたむなら早くたたんでほしい」
「・・・弟さんいるんだ」
「うん」
【あのさ!あの剣について聞いていい】
「定めの鎖について?」
【名前もカッコイイ】
「でもあまり話すことないんだよね、私あまり知らないし、クラフトくんは何か知ってる」
[そうだな・・元々の持ち主は7大魔王の1人の子供で特殊な力を持つ5つの剣を持っていたんだけど、それが邪神ングバに盗まれ神殺しの戦争に使われたんだ]
「もしかしてそれがゴットウォーズが誕生した山」
[そうさ、で剣はその戦いによって消失、定めの鎖はその消失した剣の1つなんだ、一応複製品みたいだけど伝説では神が定める運命を破壊する、と言われているよ]
【かっけー】
「なんでゴットウォーズと言い伝説的な武器がこんなに集まるんだよ と言うか私にはないの」
【さて、深く聞くのはこのぐらいにして、そろそろ最後の人に自己紹介してもらおうかな】
「あれ最後?クラフトさんは紹介なし」
【あんな実はね集めたアンケート魔法少女のアンケートでクラフトのアンケートはないんよ】
[まあ別に僕に聞きたいことなんてないだろ]
「いっぱいあるでしょ」
「未だに何者かしらないしな お前本当に妖精か」
【そういうことで最後の人ファンさんです】
「よし ちょっとトイレに」
席を立って逃げようとした穂乃花の腕を凪が無言で掴みそのまま何も言わずに見つめる。
「わかったよ 分かりました ファンランドです配信者してます!!」
どうも他にも投稿してない小説があったのでそれも投稿できるようにしておこうと思ったら73話ありました、どうして私はこれを投稿せずに放置したんだ、まあ理由は投稿しても伸びないだろうしアクセス数がないのでやる気が続かなかったからですね。
他に理由があるとすれば最終回までに30エピソード必要だったとしたら、70話で5エピソードしか進んでいません、これは投稿できないですね、まあただ話自体は繋がっているのでこの作品にも要素と言うか伏線があるんですよね、なので2.いや5年後ぐらいには出るかもですね。
さて、今回は真琴さんの話が出たので小ネタを書きたいんですが…特にかけるネタがないんですよね、なので定めの鎖に関して話します。
今回の話で鎖の持ち主ことアビス・レストバックが7大魔王の娘だと言う話が少し出ましたが、実はその母親が先程述べた73話書いた話に出てきます。
まあアビスさんも母親も登場する予定は全く持ってないのでどうでも良い話ではあるんですけどね、ちなみにアビスさんが何をしているのかと言うと…他の剣を探していますね。