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第139話 優れた最先端技術

 〜〜〜大型スーパー駐車場〜〜〜


 イベント開催中のドームから歩いて1分の物凄く近い位置にある大型スーパー、駐車料金1時間1200円で3000円分の買い物をすれば3時間無料とお得なのかよく分からなくなってくる駐車料金だがイベント真っ只中ということもあり車が道路にはみ出すほど駐車場が埋め尽くされていた。


 数分前までワイワイ ガヤガヤと賑やかに盛り上がっていたが現在では悲鳴と叫び声が響いていた。


 その叫び声の中心には薄々お察しだと思うがサムライビームと改良したエスプリクスにコンプレックスの力が足され黒くなった新たなエスプリクスを纏いピエロの仮面をつけ持ちきれない量の荷物を持ってきている楓が居た。


「小娘ここにあやつらがいるんだな」


「まだ1分も経ってないのに聞くな、奴らはすぐにでも・・・」


【きたぞ、奴らの魔力だ】


 楓が上を見上げるとスカートを抑えなが宙に浮いている凪とと天使に担がれている太一が居た、2人は駐車場に居るビーム達を見つけると近くに降り立つ。


「おまえは」


「ついに来たか強者よ、今こそ吾輩の価値を取り戻す、さあ鎧を纏え」


 ビームはあの時とは違い最初から刀を握り締める。


「ビームと・・・か、楓さん?」


「違う私の名前はエスプリクスだ、楓?一体誰のことを言っているのか」


「・・・楓さんですよね」


「違あああああああう、マイネームイズエスプリクス!!」


「どこからかどう見ても」


「何度違うと言わせれば気が済むんだ、私はエスプリクスあのバトルシップでの屈辱を晴らしに来た、勝ち逃げなどさせん今度勝つのは私だ」


「いやバトルシップでそんな姿してた人、楓さんだけでしたよ」



〔なるほど、お二人方負けた時のリベンジに来たのですね〕


「そうだあの時吾輩は敗北した、手も足も出せず徹底的に猫に駆られる鼠のように、常に勝ち続けた吾輩の実力をプライドが一瞬にして崩壊した、だからこの場でおぬしに決闘を申込む、今度こそはおぬしに勝つ、さああの鎧を纏え」


「そんなことためにこんなことをしたのか」


「やめましょう、楓さんこんな事しなくたって」


「黙れ!!お前にはわかるまい、落とせば勝ちの条件で魔法も武器も強化形態も禁止の圧倒的有利盤面で敗北した私の気持ちなど永遠にわかるまい」


たたかうしかないようだな」


〔行きましょう主人様〕


「いやここは」


 太一はカードを取り出すとピッカラをカードの中に封印する。


「え、エボくん何を」


までみんなにたたかいをまかせてた、それじゃダメなんだいままでみたいな可愛かわいぼくじゃなにまもれない、おまえころした人みたいに」


「そうだ強くなければ何も守れやしないし奪うこともできない」


「うん、おまえとおりだよ」


 太一はそう言いながら二枚のカードを取り出す。


「リベンジがしたいのはぼくのほうだ、あのときなにがこったのかぼく自身じしんからない、そんなものでおまえたおしたんだ、だから今度こんどはいやこれからはぼく自身じしんちからたたかう」


「ほうあの鎧を使わずに吾輩に勝てると」


つ、いやたないといけないんだ、こいスーペリア ブリーディングエッジ」


 そう言いながらカードを地面に向かって叩きつけると2つの近未来的な装備が現れた。


 そう内の1つは銀色で液体金属の用に常に形が変化しており異質なオーラを放っていた。もう1つは戦闘機に似た赤いロボットみたいなアーマで所々に【アント・ヘンリー】と製作者の名前が英語で書かれていた。


「え、なな・・え?何それ」


「ヘン・・リー・・・あのフリーサイズマンの名前が」


「ヘンリーさんがくれたんだ、グラディウスの研究けんきゅうしてつくった試作品しさくひんだって、それをぼくちから上書うわがきした、これがいままでとはちがあたらしいぼくちからだ」


 そう言うと両手を前に突き出すと液体金属のスーペリアが太一の体に纏わり付き、その上にパーツごとに分裂したブリーディングエッジが腕や足や胸に装着される。しかしブリーディングエッジは全身に装着されておらず装着されているのは胸部と腕と足などで数か所はスーペリアの装甲が見えるようになっていた。


 ブリーディングエッジはロボットアニメのロボットの用にかなり尖っており硬い、それを全身に装着するとなるとかなり動きずらい、そのため急所になる場所と攻撃に使用する部位以外は装甲が無く、そう言った部分の装甲を柔らかく変形自在のスーペリアで補っている。


 今までも可愛らしい姿とは打って変わって男の子が好きそうな姿だ。


「これがあたらいレベル スーペリア・ブリーディングエッジ」


「それでどこまでられるか見ものでござるな、あの姿と戦えないのが少し無念でござるが、なかなか楽しめそうだ」


 そう言いさやから刀を抜き全ての力を刀にこめる。


「ちょっとこんな所で戦わなくと・・」


 バン!! 


 大勢の人が逃げれていない状況で戦闘を開始しようとした太一を止めようと近づこうとした凪に爆弾が投げ込まれる、鈍い爆発音が近くの駅まで聞こえわたり、爆発は凪に直撃し凪は吹き飛ばされ止まっている車に衝突する。


「いててて」


「お前の相手はこの私だ、あの時の屈辱を10の32乗で返してやる」


「どうしてこんな事を」


「知りたいなら1度負けてみるんだな」

どうもアニメや映画などをみる習慣が仕事で消し飛んだせいか戦闘シーンを書くのが辛い作者です、前まで戦闘シーンを書くのが楽しくて仕方なかったんですが最近になって辛くて仕方ないです。


前々から思っていましたが僕は作品を描くより設定を考える方が好きみたいですね、良くも悪くもその特徴がこの作品に出ているような気がします。


さて今回の話で楓さんがメインの敵で出ますがその楓さんの小ネタに関して書いて終わります。


元々楓さんは登場する予定はなく、別人がエスプリクスと言うコードネームで活動する予定でした、エスプリクスの出番はかなり先の予定で、いずれ分かりますがクローシアが決済する特戦隊のメンバーで初登場する予定でした。


クローシアとサイキックス以外の全員がここの話で登場する予定でそこから深掘りするつもりで能力だけ考えて細かいところはその話が近くなったら考えようと思っていました。


話は二人三脚の話に変わり、この話でフェイスこと山田さんを出し二人三脚だし相方として楓さんを出しましたがこの時は特に考えずに出しました。


 ただバトルシップの話を考えている時に特戦隊のメンバーの1人エスプリクスと能力が近いことを思い出し、なら楓さんをがエスプリクスにしようと考え今に至ります。


 簡単に言うと楓さんとエスプリクスは全くの別キャラだったけど能力が似ていたから同一人物にしました、なので能力が手から花火を出すだけ から 触れたものを爆弾に変える能力 で似ているようで全然違うのは元々別キャラだったからです。


 ちなみにエスプリクス登場はかなり前から伏線があり、ユカイが爆発する虫を操っていますが爆発するのはエスプリクスが虫を爆弾に変えているだけでユカイの能力で爆発している分けじゃないからです。

 実際どこかの話でエスちゃんに頼まないとねぇみたい事を言ってたのは虫を爆弾に変えてもらわないとと言ってたのはそう言う事です。


 2話前の話で楓さんの研究施設にカブトムシが入った箱があるのはユカイに頼まれている事を現しています。


 他の特戦隊の伏線は出したかったですが出せなかったので作品にある伏線はエスプリクスだけです、もしかしたら今後特戦隊の伏線が出るかもしれないのでお楽しみください。


現在少し眠い状態で書いているので文章が変かもしれませんが、適当に書いているのが私の後書きなのでそう言うのをお楽しみください。

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