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第121話 煉獄の女帝

 人生というものは決まっていない、決めるのは自分だと漫画の主人公とかはよく言うが私はそうとは思えない、全ては最初から決まっており、誰かがその人間の人生を決めるのだ


 私が常日頃スト…いや監視している凪もそうだし、凪の前にいるこの女もそうだ、愛川 麻央別名はハイリューションもしくは次期地獄の女帝、地獄の閻魔の血縁者であり、現在最強能力者の一角として数えられている女性。


 司会者は彼女の能力を超パワーなんて言うがそんな生優しい物ではない、無限に進化し続ける力、ありとあらゆる事に限度がなく全てが無限に成長を重なる、その成長スピードは物凄く、人類という域を超える。

 

「さあ疲れてるかもだけど、お姉さんと戦ってもらうよ」


『おっと!!サイレントナイトにロックレイジ、そして楓選手が脱落だ!!残る選手は映像に写っているこの4名だけだ!』


 司会の言葉に会場は物凄い盛り上がりを見せる、その歓声に答えるように麻央は観客達に向かって手を振りながらどこからか取り出した店の宣伝看板を取り出し振り回す。


「みんな〜来てね!!」


「やめろみっともない」


「え?なんでよ久詩もやろうよ、パンプキン営業中でーす」



「ななんか宣伝始まった、私達もなんかしたほうがいいかな」


「宣伝って…するような物ないじゃん アクスタも3000円ぐらいする弁当も売ってないよ」


「みんなー!!ファンさんの5月の配信みてね!」


「し しなくていいってば もう早いところ脱落して帰ろ?」


「何言ってるのファンさん」


「そもそも大会も無理矢理出させられただけだし……そもそもジャケット社長の賭って1回戦の話だし もう別に負けてもいいじゃん」


「ダメだよここまで来てリタイアなんてせっかくなら1位を狙わないと」


「2位じゃダメなんですか」


「ダメだよ」



「そうそう、ここでリタイアとかいちばんしらけると思うよ、私もだけど観客もね、どうせなら全力でやろうよ私も久しぶりに体動かすしさ」


 麻央は後ろにいる久詩に手出し無用とハンドシグナルとをだすと久詩はゆっくりと後ろに下がり船の手すりにもたれかかり様子を眺める。


「え? うそ1人でやるつもりなの」


「凄い自信家なのかなあの人、油断したら危ないかも」


 やる気のない穂乃果とそれなりにやる気のある凪の2人は1人で戦う気満々の麻央に警戒していると麻央は一呼吸置くと突然走り出した。


「ほら正面から来たよファンさん」


「わ わかったよもチェンジ零二(れいじ)


 穂乃果は能力でロックレイジに変身するとレイジの能力で体から岩を弾丸のように放つ、尖りとても硬いくて当たったら痛そうな岩は麻央の頬に当たった瞬間粉々に砕けた。


「え?」


「うそでしょ」


 穂乃果の攻撃をかわすことなく真正面から受けながら走り続ける麻央に穂乃果は驚きながらも姿をシスタームーンに変え大きく息を吸い叫び音符を飛ばすが麻央はその音符に触れると音符を破壊する。


「そんなもの」


 そう言いながら穂乃果に接近し殴りかかるが穂乃果は咄嗟に天使のピッカラに姿を変えその翼で空を飛び、専用武器のスマホをピッカラの弓に変形させ頭上から麻央に狙いを定める。


 麻央が頭上から狙って来る穂乃果に気を取られている隙を狙い凪が背後から殴りかかったが麻央は振り向く事なく凪の拳を掴んだ。


「え?」


 凪の手を掴みそのまま投げつけると凪は何も無い空間に激突し、その空間が突然窓ガラスのように崩壊し崩壊した空間の先は別の場所に繋がっており、その場所は空で弓を構える穂乃果の近くだった。


「え?」


「え なになになに」


 飛ばされた凪はそのまま穂乃果に激突し穂乃果は体制を崩し落下する。


「あああぁぁぁぁぁあ!!! 落ちるうつつつうう!!!!!!」


「ファ、ファンさん落ち着いて」


「おおおおおおおおお!!」


「もうだから!!」


 凪はテンパってる穂乃果の体を抱きしめ魔法少女の力で空を飛びながら穂乃果から弓を奪い取り弓を引く、放たれた矢を麻央は掴んだ、だがその矢の先には閃光弾のようなものが括り付けられており矢先から眩い光が放たれた。


「まぶし!!」


 咄嗟のことで瞼を閉じる隙などなく会場の外からでも見えるほどの眩い光を直視する。


「え? なにそれ凄い」


「自分で作ったやつだよ知らなかったの」


「うん」


「そ、そうなんだ、それより投げるよ」


「え? なに? 投げるって…」


 凪は抱いていた穂乃果の手を掴むと先行弾で怯んでいる麻央に向かって思いっきり投げつける。


「おおおおおおおおお!!!!!」


 豪速球で投げ飛ばされた穂乃果は叫び声を上げながらロックレイジに再変身しその巨大で麻央を押しつぶす。


『おっと!!これは見事に当たった』


『公式プロフィールだとロックレイジの体重は300kgを超えてるから…それが直撃となればひとたまりも無いでしょうね』


「もう!! いきなり投げないでよ」


 穂乃果はゆっくりと立ち上がりながら姿を戻し、凪はごめんごめんと軽く謝りながら着地する。


「先に話なら聞かれてかわされると思ったからさ」


「だからってもう…まあ零二の体だから痛く無いけど」


「…そう言えばずっと気になってたけどなんでロックレイジさんの事零二って呼んでるの?」


「それは」


 ガザ


 ぶつかり穴があいた場所から突然物音が聞こえ2人は恐る恐るその物音が聞こえた方を振り返るとそこには埃をほらう麻央の姿があった。

どうもずっと忙しい作者です、気づけば1ヶ月ですよ1ヶ月、時間が過ぎるのは早いしなぜ私には休みがないのでしょうかずっと忙しいどうやら世間では6日の疲れが1日で取れると思ってる人達で回っているようです。

しかもこれが12月まで続くと言うね、まあ終われば1週間ぐらい休めると思うんですが4ヶ月ぐらいまともな休みなく働いているのに得られる休みは1週間ですえーっと皆さん働くのをやめましょう。


さていつやめようか考えている所でちょっとした元ネタの話を書こうと思います、穂乃果さんや炎二さんなどの四宮家に元ネタがあるとどこかの後書きで書いた気がするのですが今回はその答え合わせですね。


まあなんか書いた気もしますが忘れたのでノーカンですね、四宮家はFF(ファンタスティックフォー)を元にしていて四宮の四はそこから来ています、FFはですね日本でもあまり知名度はありませんがmarvel最初のスーパーヒーローチームです、アベンジャーズやX-MENやスパイダーマンよりも先に登場してます、たぶん、悪魔博士と戦ってた人達と言えばわかる人はいるかもしれませんね。


 元にしていると言っても関係性は元にしてなく能力を少し元にしている程度です、炎二さんは体を燃やすヒューマントーチ、穂乃果さんは体をゴムのように変えるミスターファンタスティック、魔法少女の時の名前のファンはここから来てたりしてます。


 一応死んだ母親が体を透明にするインビジブルウーマンと言う設定があったのですが、穂乃果さんの友達のして翼さんを出したんですがそう言えば翼さんの能力って透明化じゃんと後で気づき死んだ母親と同じ能力を持ってるのはややこしいことになると思い母親の能力設定を消しました。


であと1人にシングという全身が岩みたいでハルクと戦える力自慢の人が居るんですが一応炎二さんのお兄さんの零二さんがシングのポジションですね、今回の回で穂乃果さんがロックレイジを零二と呼んでたのはバチバチの親戚だったからですね。


一応魔法少女のメンバーも真琴さん以外はFFにゆかりのある人が少しモチーフになってたりしてます。


さて小ネタはここら辺で終わりますね、一応1週1話を目標に書いてはいますが平日はボロボロ休日の半分は熟睡で今回投稿できたのは偶然も良いところなのであまり期待しないでください、一応設定集は書くのが簡単なこともあって投稿できると思うのでそちらをお楽しみにしてください。

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