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第106話 勝負の時

「大丈夫私に身を任せて」


「そんな ダメだってもう少し弱…」


「一緒に行くよ、せーの」


 凪は右足を踏み出すと穂乃果も右足を踏み出し、布で縛っている凪の足が引っ張られ体制を崩し転びそうになり慌てて穂乃果の肩を掴むと穂乃果も体制を崩し2人してすっ転んだ。


「「ぐべ!!」」


「………何してんのあんたら………」


 仲良く転んだ凪達をシスターが何してるんだと言う目を向けながら2人に手を伸ばすと2人してその手を握り2人分の体重に耐えきれなかったシスターは倒れ2人にぶつかる。


「「「ぐべ!!」」」


 凪と穂乃果が参加することになっている二人三脚まであと1時間、2人はやることもないから変身して二人三脚の練習をしていた。


 私達は一緒に戦い続けた中だから大丈夫だよと意気込んでいたが、結果は見るも耐えないとても無様だ、何が一緒に戦って来た中だ二人三脚を舐めている。


「いてて」


「もう 全然ダメじゃん はじめの一歩でこけてるじゃん」


「それはファンさんが右足を出すから」


「だって一緒にって言ったじゃん」


「右足と左足を同時に動かして歩けるわけないじゃん、少しは考えてよ」


「なにおー!!」


「………はぁ、大丈夫かしらこれ………」


 ため息をこぼしながらシスターは立ち上がり、ジト目で2人を見つめる。


「………あと1時間だけど大丈夫………」


「1番いい装備を頼む 今回もダメそうだ」


「ダメじゃないよ、2人で頑張ればいけるってほら立とう」


「そもそもなんで足首を紐で縛って走るんだよ 普通に走ればいいじゃん あ そうだあの剣使おうよマジカル」


「あの剣?」


「ほら えーっとゴッドファーザーだっけ? あの金メッキみたいな塗装の剣」


「金メッキじゃないよ」


「じゃあアレ何でできてるの」


「あれは…神様的な何かだよ」


「………ちなみに道具の使用は禁止されてるわよ………」


「ハァアアア!! 待ってよ道具無かったらマジカル何もないじゃん」


「おいこら」


「な なら魔法で一気にゴールまで」


「………テレポートはゲームのルールが崩壊するから禁止よ、それに魔法もダメよあくまで能力の大会なんだから…………」


[公式の大会だよ、皆んなが見ている前でずるするのかい]


「無様に負けるよりましだよ くそマジカルから魔法と道具を取ったら大会で使えない再生能力だけじゃないか」


「そ、そこまで言わなくてもいいじゃん、確かに大会じゃ体がバラバラにならないし、感電しないし真っ二つに切られたり爆発したりしないから能力の意味がないけど」


「………あなたいつも死にかけることを前提に戦ってないかしら………」


[そもそも殺し合いの戦いじゃないからマジカルにはあまり合ってないね]


「………物騒な能力ね………」



「ぐふふフハハハハ!!魔法少女がどんな者か見に来てみればこのザマとはな、今年も優勝は俺のものだな」


「…………あ、あなたは…………」


 物陰から大声を出しながら目立つ赤いスーツに黒のグラサンをしたその男が姿を現した。


「…だれ?」


「おいこの俺を知らないだと小娘」


「………言ってたでしょおじさんのライバル会社の黄月社長、ほら知らない?イエロージャケットって言う日本で手広くやってるブランド店の…………」


「あぁ〜あ聞いたことある、すごいブランドだよね」


「ふふふもちろんさヘンリーがしているような会社とは規格が違うのだよ規格が」


「でも年間売り上げも店舗数も負けてるよね なんなら一回も勝てたことがない」


「フハハ……は?」


「………ふふ………」


「ふ、ふんそれがどうしたそれが」


「ちょっと」


「だ だって 売上でかて…ふぐぅ」


 穂乃果が明らかに失礼な事を言いそうになったのを感じる凪は穂乃果の口を塞いだ。


「フー!! フー!!」


「ちょっとそれはライン超えたんじゃないかな」


「なんだ小娘今何を言おうとした」


「い、いや〜なんてことないですよ、ねぇ〜ファンさん」


「………言ってやったら………」


「え?」


「………売り上げで勝てないからって雄一勝てる大会でイキってる小物………」


「………」


「…………」


「………ざーこ………」


「そ、そそそそそそそそれがどうした、この大会で勝てればいいんだよバーカバーカ」


「うわ いきなりガキ」


「ヘンリーもこんなガキを用意するまで勝ちにくるとはな、だが見に来て安心したよ、コレなら今年も圧勝だな」


「圧勝って、まだ戦ってないのに決めるんですか」


「自分を客観視できんとはな、見てみろあと54分21秒だと言うのに歩くことすらできていない」


「なんか 正確な時間言う当たり自慢に思ってそう」


「走らないどころか歩けない連中に負ける?フハハハ笑わせてくれる」


「ぐ、ぐぬぬぬ、ど正論だから何も言えない、ファンさんなんかチクって言い返して」


「チク」


「ふん、これなら適当な社員を出場させた方がいいんじゃないか」


「………そこまで言うなら勝負してみる?………」


「勝負?どう言う意味だ」


「………負けた方が罰ゲームとか………」


「「え?」」


「ふん、ガキみたいなことを考えるな、まぁいいだろう負けた方が明日一日中会社の宣伝はどうだ、全員が見てる中『我が社より素晴らしい会社です』といいながら旗を持ってビラを配りながら言うのだ」


「「え?」」


「もちろんその宣伝はこのガキどもとヘンリーにやらせろよ」


「………いいでしょう………」


「「は?」」


「………もちろん負けたらあなたにやってもらうわよ……」


「ふん、当然のこと、俺の会社が負けるわけないからな、もちろんだが勝ったらさっきの発言は取り消してもらうからな」


「え? 事実なのに」


「事実でも言ったらいけないこたがあるんだよ」


「ふん、勝つのは俺の会社だ、今のうちに謝罪文を考えておくんだな、ふふふハハハハ!!」


 あからさまな負けフラグを漂わせながら高笑いしながらその場を去っていった、暇なのかな?暇なのだろう。社長なのにちょっかいかけに来る時点で暇だろ。


「あの人暇なの?」


「………さあ………」


「それより何勝手に罰ゲームつけてるんですか」


「………コレぐらいしないよやる気出さないかなって……」


「やる気なんて言われも」


[まあでも勝てば問題ないさ、それに負けたらみんなに笑いもなさ、そうならないためにも特訓あるのみさ]


「「えぇえええ」」

どうも5ヶ月?前ぐらいにダウンロードして1日遊んで放置していたヒロアカウルトラランブルに今頃はハマった作者です、今の所うららかしかまともに使えません。


なぜが今頃ハマって初心者がやるべきみたいな動画見てガチャをめちゃくちゃ回す方法みたいな動画を見てたんですが5ヶ月前にやったせいかその技がもうできなくなっていました。


どうして今頃やってるのかといいますと、marvelライバルズがそろそろ遊べるかなと思ってSteam覗いてみたらまだ全然始まってなくて何しようかなと思ってダウンロードしたゲームを見ていたら見つけたんですよ、それでハマりました。


ちなみにグラセフを勝手はいるんですがダウンロードに24時間かかるし容量の半分以上を持っていかれたしやり始めたら週休1日で遊べるゲームじゃねえなと思いやっていません…なぜ買ったのでしょうか理由はストグラと割引です。

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