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第11話 キレたよスタックが

 大規模と言うほど大規模ではないがそれなりに大きい爆発に凪は飛ばされそうになるが何とか耐える。


「なんでこんな爆発が」


[説明してなかったけどそのワンデイ(弓の名前)は魔法少女にとっての必殺技なんだ、イメージ的にはウルトラマンの例の光線みたいな]


「先に言ってよ」


 木が大きく揺れるほどの爆風が止まりフェイスが居た場所には煙幕を使ったような煙が立ち込めていた、あの人は無事だろうかそんな視線を煙に向けていると煙の中から無傷のフェイスが飛び出し、油断していた凪の両手首を左手で掴んだ。


「油断しましたわね」


「うっそ無傷、これ必殺技なんじゃ」


「フフフ、これで何もできませんわね」


「ぐぬぬ」


 掴まれた両手をどうにかしようと藻掻くがフェイスの掴む力が強くどうにも出来ない。


「何なのこの馬鹿力、全然はがせない」


「何をされても抵抗出来ませんわね、それにしても貧相な体ですわね、乳酸菌とってる」


「は、離して」


「フヒヒ、フヒヒヒヒヒヒ」


 手首を掴んでいる左手に力をこめゆっくりと顔を近づけながらスカートの中に右手を入れる。


「あっ ちょ どこに」


「さあどこでしょうね」


「この、うっ こ・・の!!」


 目と鼻の先まで近づいたフェイスの顔面に全力の頭突きを喰らわせるが逆に凪の額が赤くなるだけで何の意味もなかった。


「いっだ!! ど、どうなってのその頭、鉄仮面かなんかでできてるの」


「さあ、どうでしょうねぇ」


 恍惚の表情を浮かべながら右手をお腹の方に近づける。堪え切れずに流れる涙を出しながらクラフトに視線を向ける。その瞳にフェイスは舌を近づけ流れる涙を舐める。


「…うぅううう」


[マジカル、仕方ない現れよデッドマックス]


 苔むした斧のストラップを元のサイズに戻しその斧を空に浮いている凪めがけて投げつける。


「ふへへ、このまま…ん?」


 斧は凪の体を貫きフェイスの頭に突き刺さる。


「「痛だぁああ!!!!」」

 

 凪の体を掴んでいたフェイスは頭から血を流しながら手を離し頭に突き刺さった斧を両手で抜こうとする、それと同時に凪の体は拘束から解放され地面に落ちる。


「痛い!! はぁ、はぁ、はぁ死んだかと思った」


「あのくそマスコット、普通に考えて斧は投げるものじゃなくてよ」


 頭に突き刺さった斧を取りゆっくりと地面に降り立つ。


「やってくれましたわね、この化粧するのにどれだけ時間がかかってると思いますの!!」


「あ、化粧してるんだ」


[怒るとこそこ]


「頭痛がして来た」


『なら帰ったらどうだい、もう満足だろ』


「そ、そうです、こんな戦いになんの価値もない」


「………そ、そう言うわけにも行きませんわ、このまま帰ったらただセクハラしに来た人みたいになってしまう」


「実際そうじゃん」


 その通りである。


[もう帰れよ]


「ここからは少しお真面目に行きますわよ」


「えー、もう帰りたい」


「お覚悟」


 まるで瞬間移動かと思うほどのスピードで凪の目の前に一瞬で移動し顔面を殴り飛ばす。


 「ぶべら」と間抜けで変な声を出しながら地面を転がり木に激突する。その凪を狙ってデッドマックスを投げる、凪はしゃがんで飛んでくるデッドマックを避ける。


 デッドマックはさっきまで凪の頭があった所を通り過ぎ木に突き刺さる。


「危な」


「行きなさい」


 足元の血溜まりから無数の腕が伸びる。凪は木に突き刺さったデッドマックスを抜き空を飛ぶ。


「おやおや、空も自由にお飛びにななれて」


「え?今なんて遠くて聞こえない」


「そのまま倒されてください」


 無数の腕は空を飛ぶ凪を追跡する。凪はその腕から逃げつつフェイスに近づこうとするが腕がその邪魔をする。


「くっ、この…近づかない」


[マジカルここはデッドマックスをバンドにかざすんだ]


「え?なんて?」


[デッド!!マックスを!!バンドに!!!]


「バンド?」


 クラフトの言う通りにデッドマックスをバンドにかがす、すると周囲の植物が緑色の光を放ち輝き始める。


「もしかして」


 メキメキメキメキ


 と音を鳴らしながら地面から木の根っこが生えフェイスを腕や足を掴み拘束し、フェイスの体からエネルギーを吸い取りデッドマックスに送り込む。


[デッドマックスは植物を操りエネルギーを吸い取る、マジカル今ならいけるバンドで何回もデッドマックスにタッチ]


「なんか凄いニチアサしてる感がある、さっきまで酷かったけど」


 追ってくる腕から逃げながらデッドマックスを何度もバンドでタッチする、するとデッドマックスはタッチするたびに徐々に巨大化している。


「うぉお」


 3m 5m と徐々に徐々に巨大化する、そして20mにまで巨大化する。


「重いけど、待てない重さじゃない」


「え?うそマジ」


「オラァ!!」


 20mにまで巨大化したデッドマックスをフェイス目掛けて思いっきり振りかぶる。


「ちょ、お待ちになって、その質量は洒落にならな」


 フルスイングで巨大なデッドマックスがフェイスに激突する。その衝撃は凪の居た木をなぎ倒し地面を揺らす。その風圧は凪のスカートを捲し上げ、髪が大きく揺れた。


「…よし」


[いや、まだだ]


「え?」


 舞った砂埃が去りデッドマックスでフェイスが倒せたかを見ようとするとそこには根っこを剥がし、片手でデッドマックスを受け止めるフェイスの姿があった。


「はぁ、はぁ、はぁ」


「え、あの人本当に人間」


[エネルギーを吸い取ったのに受け止めるなんて]


「あ、デッドマックスが」


 エネルギーを使いきりデッドマックスのサイズが徐々に戻りストラップにまで戻った。


「はぁ、はぁ、はぁ」


 パシャ


「最高の表情ですわ、その顔をいずれ歪めてあげますわよ魔法少女」


「わ、私変顔はそこまで得意じゃないんだけど」


[そう言う意味じゃないだろ]


「今日は、この辺にしましょう、次会う時は高画質ビデオと縄と猿轡にロ●●にディ●●で●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●」


「……( ゜д゜)」


[  ( ゜д゜)]


「はぁ、はぁ、はぁ、とにかく次は覚悟しておくことね、ではオホホホホ」


パシャ パシャ パシャ パシャ


 カメラのフラッシュを焚きながら血溜まりにゆっくりと体を入れ姿を消した。


「なんな凄い疲れた」


『幹部相手だから仕方ないけどね、さあ彼女も言ってた通り次戦う時のために特訓さ』


「えぇー、もう疲れたから休みたいよ」


[さあ立つよ、まず武器の使い方、それとマジックリングも教えておこう、それから…]


「もうこりごりだよ」

 どうでしたでしょうか、そこまで酷くないと思うかもしれませんがコレ1000文字ぐらい消したんです、最初の方はベロチューに眼フェラに百合ックスとやりたい放題だったんですが流石にまずいなと思い賢者モードで消しました。


 そのままだったら私が変態みたいに見られるところだった、危ない危ない、そもそも主人公が中学生なのを完全に忘れてた、自分で作っててあれなんですがフェイスは精神衛生的に良くないですね。

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