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第95話 もう一つの戦い

 太一とビームの戦いは熾烈を極めたが太一とグラウストの融合した姿グランリューズはビームを打ち倒し撤退させることに成功した。


 その話とは別の場所で別の話が展開されていた、正直に言って太一の戦いに比べたら茶番も茶番だが、幹部が勢揃いするのも珍しいので見ていこう。


「な、なななな」


「え なにそれ…え」


 ズドーンと言う音と共に落ちて来たゴッドウォーズを握り、成金みたいに金色な新しい強化形態に変身した、モニター越しで見ているのに目が痛くなりそうなほど輝いている…大丈夫かなポリゴンショックみたいに見てると気分が悪くなりそうだ。


 そんな目が痛くなりそうな強化形態をその場にいた全員が目を見開き眺める。


「さあ行こう」


 凪が自信に満ちた表情を浮かべ剣をふるう。


「いやいや 待て待て待て」


 そんな自信満々で前に出た凪を穂乃果は手を伸ばして肩を掴んで止める。


「うわぁびっくりした、腕伸ばせるの忘れてたよ」


「びっくりするのは私だって 何そのエルドリッチみたいな格好に剣 私聞いてないんだけど」


「ふふふ、どうよこのゴッドウォーズ」


「どこでそんなの拾ったの 使うたび壊れてるスペルコードはどうしたの ついにお役御免? ちょっと私にも持たせてよ」


「いいよ」



「ねえ?私達は待機?」


 

「あ、ごめんちょっと待ってほい」


 凪は地面に剣を突き刺し、穂乃果はその剣を抜こうとしたが全く抜ける気配がない、よくあるゲームとかである勇者のみが抜ける剣みたいに抜ける気配が全くない。


「うぉおおおお 重い!! なにこれ全然抜けない」


「おい!!テメェらさっきから無視しやがって、とっとと始めるぞ、おいフェイス!!…フェイス?」


「きやぁぁあああ!!なんですのその可愛らしい姿、ブヒヒヒ鼻血が…」


「おいなんでカメラ出してるお前?」


「なんでって…新フォームですわよ取らずにはいられ…ああああ!!!カメラを」


 ドロップスはフェイスからカメラを取り上げるとそのまま地面に叩きつけると歩きながらアニマル缶を取り出しその缶から鳥の力を与える赤い飴を取り出すと口に入れ背中から翼を生やす。


「おいクローシア俺に合わせろよ、あの三流のモノマネ芸人ぶちのめす」


「かっちーん!! びっくり大道芸人みたいなのに言われたくないんだけど」


「まあまあ、喧嘩なら…」


「ん?」


 クローシアがそう言いながら指を動かすとその動きに連動し穂乃果の足に糸が巻きつけられる。


「海でやりましょう」


 クローシアが勢いよく腕を振るうと穂乃果が糸で引っ張られそのまま海に飛ばされ、ドロップスは生えた翼を羽ばたかせながら能力缶から赤い飴を取り出し口に入れようとしたが


 穂乃果は腕を伸ばし空を飛んでいるドロップスの足を掴むと海に引き摺り出す。


「くばぁ!!この…テメェとっとと離せ」


「やなこった」


「おいクローシアこの女を引き剥がせ」


「はぁ…なんで私がそんなことしないといけないの」


「私はここで見とくからどうぞお好きに」


「て、てめぇ…」


 クローシアは興味なさそうに糸でハンモックを作り出すと自分の体に隠してあったゴシップ誌を取り出し読み始める。


「あ、えーっと…」


「別にいいわよ、私は気にしないであの3人と遊んだら」


「あ…じゃ…じゃあかかってこいやぁぁ」


 凪は穂乃果が抜けなかった剣を抜き軽々と振り回しながら走り出す。


「いいじゃありませんの、その姿…その輝き…どう歪むのか楽しみですわぁ!!」


「ここは様子見だねぇ」


「【 サポート は ま か せ て】」


 フェイスが足元の血溜まりからチェンソーを取り出し走り出すと同時にサイキックスが周囲の砂を操り固め巨大な手を作り出すとその手を振りかざす。


「お願いウォーズ」


 凪は剣をバッドを振るうかのように振るうと剣から竜巻のような風が吹き砂でできた手を吹き飛ばした。


「【あ ら ま】」


「おやおやこれはこれは」


「よそ見厳禁でしてよ!!」


 チェンソーが顔に当たるスレスレの所で凪はかわし反撃に剣を振るうがフェイスは足元の血溜まりから血でできた手を伸ばしその剣を受け止め、隙だらけの脇腹にチェンソーをくらわせようとする。


「くっ…まずい」


 ピカーン


 チェンソーが当たる寸前に剣が光ったと余ったその瞬間、ボンと言う爆発音と共に凪が消えフェイスの真後ろに現れ、そのままフェイスの背中を蹴る。


「ぐべぇ」


「え?何コレ、もしかしてテレポート」


「…コレはコレは噂以上だねぇ…ハイチュリオンを倒しただけはある」


「えーっと何で知ってるの?知り合いだった?」


「よそ見は厳禁ですわよぉ」


 フェイスはチェンソーを血溜まりの中にしまうと今度は人間サイズのカッターナイフを取り出しそのナイフで切り掛かってくる。


 凪はその攻撃を剣で塞ぐがサイキックスが手のひらから作り出した緑色の雲が凪とフェイスの周りを囲みゴロゴロと雷が落ちる前の音が鳴り始める。


「【い ま よ】」


「え?待ってくださいまし、これわたくしにも当たって…」


 緑の雲から雷が落ち2人を感電させようとする。


「嘘でしょ…仲間でしょもう……変なところ触らないでよ」


 突然のフレンドリーファイアに戸惑っている隙にナイフを蹴って雲の外に飛ばすと、少し嫌そうな顔をしながらフェイスを抱きしめそのまま光を超えるスピードで上空に飛び雷を避ける。


「危なかっ…あっ」


「おう…すごい柔らかい、それに凄いいい匂いが」


「やっぱ助けなければ良かった」


 そう言いながら猛スピードで地上に近づくと勢いそのままにフェイスを地面に叩きつける。


「【か な り のパワーアップ ね】」


「様子見してる場合じゃないねぇ〜」


 ユカイがそう言いながら指を鳴らすと大量の虫を召喚し、サイキックスは再び緑の雲を作り出す。


「手加減は」


「【な い わよ】」

どうも映画見てて投稿が遅れた作者です、すみませんでした!!いや昨日投稿できなかったのは土曜日の分を終わらせようとした結果仕事が20時に終わって色々やってたら朝の1時で書けなかったです。

え?今日遅れたのは何だって?それは…ほらデッドプールの映画を見ていました、まじで凄かった一言で言うなら20世紀フォックスマーベルの最終回のような映画でした、今回メインでTVAが出ましたが、そもそもTVAの映像権利が20世紀フォックスが持ってた気がするのでそう考えると今回は20世紀フォックスで没になった物語の救済を感じさせて凄かったです。


まあ…そんなわけで遅れました、昨日はゲーセンで4000円で小さいカプリコ4つと大きいカプリコ2つとトッポ1個を買う結果になったり、釣りスプリットで300コイン稼いだのに故障で出せなかったり、誰もいないから遊んでたら子供がめちゃくちゃ来て恥ずかしかったり姉の誕生日のためにケーキ買いに行ったりしてました、楽しかったです。

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