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愛や恋はいらない  作者: Ann
私の"ワタシ"
4/4

04 暇なワタシ

 映画館から出て、しばらく歩いた。

 甘い物を食べようと思ったからである。私も女子なんだな、と再認識できた瞬間である。


(あ、ここのカフェに行こう)


 しかし、入ったお店はファミレスであった。 

お洒落な見た目だったのだが、違ったらしい。私にはそう見えたのかもしれない。

 だが、美味しければいいのだ。人間と同じで中身である。お腹が空いていたので、ハンバーグプレートといちごパフェを食べることにした。

 一口、二口で手が止まった。生焼けなハンバーグに器の汚れたパフェ、気が付かなかった私も私である。

 辺りを探してみたのだが、店員さんの姿はどこにも見当たらない。奥で休んでいるのであろう。サボっているのだと考えたくなかった。

 会計機の所に、千円札を二枚置いた。五百円も損したのだが、早くここの店から出たかった。小銭も十分になかったからである。

 そして、店から出たのだが、そこはお洒落とは程遠い外観であった。

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