第8話 魔剣を手に入れる!
下に行くと薄暗い通路に出た。
「でっかい扉だな...」
「そうですねわくわくしますね」
「嬉しそうだな」
「はい!」
「油断はしないほうがいいのじゃ」
この先は危ないかもしれないということで
「一応わしの加護のつけておくのじゃ」
「ありがとうな」
「それぐらいいいのじゃ」
と、嬉しそうに言ってきた。
「私も、もらっていいですか?」
「分かったのじゃ」
「ラピス、イルにも加護つけてくれ」
「不公平だからな」
「分かりました!」
「ありがとうなのじゃ!」
ということで加護をつけあった
________________________
邪神の加護
スキル〖神眼〗〖アイテムボックス〗を取得する。
スキルが上がりやすい。
________________________
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
扉を開けると...
錆びた剣が真ん中に刺さっていた
剣を抜こうとしたら
焦った様子でイルが
「待つのじゃ!」
と、言っているうちに剣に触れてしまった...
「認証を開始します...」
と剣が喋った!?
「マスターとして登録します...」
錆びていたのに今は
かっこいい剣に!
驚いた様子ででラピスが
「まさか最悪の魔剣とも言われた
‘ティルヴィング’に認められるとは...」
イルも頷きながら
「普通は剣に呪い殺されていたのじゃよ」
まじか!危なっ!
-------------------
魔剣 ティルヴィング
全てを切り裂くことができる。
触れた魔法を打ち消すこともできる。
優斗以外が触れると死に至る。
-------------------
俺以外って書いてあるし!
危ないので使わない時は、
アイテムボックスに入れておくことにした。
「優斗これはすごいことなんですよ」
「そうなのか?」
「ティルヴィングは魔剣のなかでは
最強と言われているが強すぎる分
さっきのようなデメリットも存在するのじゃ」
「なるほどだからこんな強いのにここにあったんだな」
ということで‘ティルヴィング’を手に入れた。
「ここの壁はかなり頑丈に作られていますね」
「そうじゃの...優斗ここで少しティルヴィングにならした方が
いいと思うのじゃが...」
「そうだな試してみたいしやっていみるか」
ラピスとイルに剣術の初級を教わることになった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「魔力を剣に注いで振ってみるのじゃ」
斬撃がでて爆発音のような音がなり
壁に大きな穴ができた
「すごいです!優斗この壁を破壊するとは!」
「そうなのか?」
「ここの壁は何重にも強化されていて
ほとんど傷すらつかないはずなんです」
「普段使う時は抑える必要があるのう...」
「これって初級編じゃないのか?」
「普通はですけど...」
「私たちがだすレベルの威力ですから」
「今のを外で使ったら地形が変わってしまうのじゃ」
「分かった気をつけるよ」
「そろそろお昼ですし戻りますしょう」
「そうじゃな」
「よし行くか」
戻るとイルが驚いた様子で...
「巨大な魔力を持っているものが
こちらに向かってきているのじゃ!」
「この魔力は...現在の魔王じゃ」
「優斗ティルヴィングを持っておくのじゃ!」
「今から逃げれるか?」
「無理じゃな...速すぎる」
ラピスが少し嬉しそうに
「倒しましょう!」
と、言ってきた。
このままだと倒しに来てないのにこちらから
戦いを挑む形になりかねないので
「一先ず話すぞ」
ラピスが残念そうに
「わかりました」
なんでそこまで戦いたいんだよ!
と思ってしまった。
魔王が接近中!
誤字があったらすいません!
ご指摘や感想などをいってもらえると今後の参考になるのでよろしくお願いします。