属性は結構多かった……
「ふむ。魔属性特有の吸収魔法か」
ルナが、興味深そうに見ている。
「魔属性?」
僕は聞いたことのない単語が出てきたので聞いた。
火、水、氷、土、風、颯、電、炎、海、大地、嵐、雷、光、闇は、知ってる属性。
こうしてみると属性だけでいろいろあるね……。
その上でさらにルナが魔属性といったので気になったのだ。
「魔属性とはのぅ。……の前に、陰属性は知っておるか?」
「知らないです」
陰属性?
また新たな属性が……。
「ふむ……。知らんかったか。陰属性とは闇属性の上位属性じゃ。そしてその上……つまり闇系統の最終属性が魔属性じゃ」
なるほどね……。
闇系統は一つまでだと思っていた。
だれも教えてくれなかったし……。
ちゃんと三つあるんだね。
ということは……。
光属性もちゃんと三つあるのかな?
「さて……今日はここまでにしておくかねぇ」
「え……でも僕はまだ動けます」
困った顔で、真陽さんは首を振る。
「私が動けないのだよぅ」
「え? さっきの魔法で治ったんじゃ……」
「それは違うぞ主」
ルナの方に向くと説明してくれた。
「魔法……すなわち魔力を断ち切ったことにより、回復魔法の影響が受けにくくなっておるのじゃ。それだけでなく、魔力経路も断ち切っておるからのぅ。よって外傷は治ったものの、内側はいまだに治っておるまい。そうであろ?」
「よくわかってるじゃないかぁ。さっきから左腕が動かないんだよねぇ。魔力も流れる感じがしないしぃ。これ……治るのかいぃ?」
「当たり前じゃ。自然治癒能力が備わっておるじゃろ。そのうち治る」
ルナの言葉を気楽に受け止めながらもう一つの理由を言った。
「それにぃ。特訓の内容を考えなきゃねぇ」
考えて無かったんですか!?
……にしても結局真陽さんをほんの少しも動かせなかった。
僕はその事に落ち込んだ。
魔法を使うということをまだ実感できていなかったが、それでも少しも動かせなかったことには普通にショックだった。
それを察してくれたのか、真陽さんが慰めてくれた。
「落ち込むんじゃないよぅ。なぜなら自分で言うのもなんだけどぉ、私は英名持ちなんだからさぁ。むしろ自慢してほしいねぇ。この私に一太刀浴びせたんだからねぇ。じゃないと私の面が丸潰れだよぉ」
「あ、ありがとうございます。真陽さん。少し元気になりました」
礼を言ってやっとのことで立ち上がる。
「いいよぉ。明日。ちゃんと学校に来るんだよぉ?」
「はい!」
気合の入った言葉で返した。
誤字、脱字、修正点があれば指摘を。
感想や質問も待ってます。




