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ヒスティマⅠ  作者: 長谷川 レン
第一章 青髪の少女
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突然の訪問者

「僕の名前は秋砂リク。秋砂学園高等部の一年E組の普通の高校生です」

「ユウは秋砂ユウだよ♪ 秋砂学園中等部の三年B組だよ♪」

「リク君にユウちゃんね。私はソウナ・E・ハウスニル。学校は通っていないわ。年齢はリク君と一緒ね」

「ソウナ……さんですか?」

「そうよ。女っぽい名前じゃなくてがっかりした?」

「いえ。珍しい名前だなって思っていただけです」

「そう? 私はそうは思わないわ」

「お兄ちゃん人の名前にけちつけちゃだめなんだぞ~♪」

「つけてないって。ただ、ここら辺の人にそんな名前の人がいなかったから……」

「たしかにいないね~♪」

「あなたたちこの町にとても詳しいの?」


首をかしげるソウナ。当り前か……だって普通そんな人いないもんね……。


「僕たちの家族はちょっと特殊で……」

「特殊? まさかまりょ……」

「あーーー! そうだぁ♪ ソウナさん! お菓子たくさん持ってきたんでどんどん食べちゃってください!!」

「え……? あ、うん」


ユウはソウナの口にどんどんお菓子を放り込む。

あきらかに慌てているとわかるユウに質問する。


「どうしたのユウ? そんな慌てたように……?」

「な、なんでもないよ~♪ あ、あははは♪」


まぁ。そんなに重要なものでもないか。

ユウがいきなり声をあげたので話が途切れてしまったが、そろそろ話していいだろうと思い話し始めようとすると。


ピンポーン


「? だ、だれかな~? ちょっといってくるね~♪」

「よろしく」


トタタタ

慌てたように廊下をかけていくユウ。

そこでふと初めてソウナさんと会った時のことをおもいだした。


「そういえばソウナさんってなんで追われていたんですか?」

「ああ。私が追われていた理由? 簡単よ。私が罪人だからよ。追ってきたあいつらも言って……」


とそこまで言ったとき。


「ちょ! 変態さん勝手に家に上がらないでよ~!」

「あがらしてもらう。部屋を全部見て、我々の目標がいなかったら出て行こう」

「「!?」」


「今すぐに出てって~!

 不法侵入だよ~!

 今すぐに警察呼ぶぞ~!

 逮捕だぞ~!

 罰金がくるんだぞ~!」


どたどたと下が騒がしくなっている中。


「ねぇ……」

「なに……?」

「ユウちゃんって……」

「言わなくてもわかってる……」

「そう。じゃあ……」

「うん。あれで本気で怒ってます。たぶん……」


そうなのです。

ユウが本気で怒ってもふざけて言っているのかな?

程度にしか聞こえないのだ。

たぶん誰も怖がらない。

僕は正直あれで本気とは思いたくない。


「ってそんなこと思っている場合じゃない! どっかに隠れなきゃ!」

「でもこの部屋何もないじゃない」


そうなんだよね~。

ないんだよね~……。

そしてもうちょっと急ぐ素振りしようよ……。

どうしよ……このままじゃ見つかっちゃう!?

しかたない、古典的だけど……。


「こっち!」

「え……! ちょっとま――ッ!」


ソウナをある場所に隠した瞬間!

リクの部屋のドアが開いた。

バトルの描写を書くのってとても大変そうです…。まだまだ素人なのでアドバイスしてくれるとたすかります。


4/19 指摘してくれた方ありがとうございます。

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