雑賀が誘う人
僕も説明を求めた。
「何言ってるのリクちゃん。小学生の時よく遊んでたじゃない♪」
え……そうだっけ……?
「つまり……マナちゃんが言ってた昔の幼馴染って……」
「リクの事か?」
キリさんと顔を見合わせる。
「リクちゃんが忘れることは仕方ないわ♪ だって記憶、マナちゃん自身が消していったしね♪」
……道理で僕に覚えがないはずです。
まぁ、記憶力いいほうじゃないけどね。
「とりあえずあと一人だが……」
心当たりでもいるのかな?
だってキリさん学校で恐れられてるのに。
「リクと同じクラスのレナ・ルクセルだ」
「え? レナさんが?」
どうして……? という言葉を省略してキリさんに聞いた。
「リク。お前の母の正体を聞くと絶対に仲間になるぞ」
「はえ?」
意味が分からない。
どうしてそれで仲間になるのか。
母さんも雑賀さんも妃鈴さんも頭にハテナを浮かばせている。
「誘い方はあとで教えてやるよ」
キリさんにははぐらかされた。
教えてくれないことを悟って雑賀さんが話し始めた。
「まず。ガルムは仲間になるな。あいつはなんやかんや言っても戦友だからな」
あの大男さんか……迫力ありそうだもんね。
そんな人が雑賀さんの戦友なんだ……なんか意外。
「もう一人はデルタ・インフォルダ。俺の親友だ。あいつは情報に関することならこれまで右に出たやつはいなかった」
あ~。
あの人か~。
納得。
そういえば、顔面にイス投げちゃったけど大丈夫かな?
「そんなところか。他の奴はこんな話、信じてくれそうもないし、のらないだろ」
「いいえ。天童さん。天童さんの事務所の部下たちは信じてくれますし、のってくれると思います」
「……わかっている。わかっているが……」
手を強く握る。
「この作戦は死者も出るかもしれん。そこにまだこの話を知らない者たちばかり。部下たちには話を上辺だけ話して終わった後にすべてを話す。事務所に残す。あいつらには待機してもらう」
「……わかりました。しかし、私は意地でもついていきますからね」
「ああ……頼む」
「お任せあれ。【鉄の盾】に誓って、必ず天童さんを守ります」
……こういう所をみるとやっぱり大人なんだなって思う。
雑賀さんがジーダスを攻撃するということは裏切りという汚名を着ることになることがある。
部下に汚名をきせたくない……ということなのだろう。
変態なんて言って……ごめんなさい。
「ところでカナちゃん」
「なぁに?」
「これ終わったら報酬としてリクちゃん一日着せ替え券を頂きたい!!」
「はい!?」
……やっぱり変態は変態だった……。
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すみません。
最近体調が悪いのか、誤字間違いが多いです。
ホントにすみませんです。




