一日目なのに……
「あの……グレンさん」
「どうかしたの?」
「バッチって校舎外でも付けていなきゃいけないんですか?」
付けていない方が僕にとってはいいなぁ……。
などと思ってみるが、叶わない夢であった。
「ああ。バッチの事は聞いたんだね。そうだよ。制服でいる間はずっとつけていないといけないんだ。……そういえば仙道さんだったよね」
「ああ。なんだ?」
「僕が聞いたところ、君がバッチを持っているって聞いたんだけど……どうしたの? 付けていないといけないよ?」
「あぁ? 俺はもってねぇよ。今さっき戦って負けた」
「え!? そうなの? 一匹狼っていえば二年でも有名なのに……誰に負けたの?」
「そこの小さいのだよ」
僕の方を見ながら言ってきた。
「誰が小さいのですかキリさん!!」
「だれもリクとは言ってねぇけどなぁ」
「う……でも思いっきし僕の方を見て言ったじゃないですか!!」
「なんのことだ?」
そっぽを向く。
追求しようとしたらグレンが説明を求めてきたのでやめざるをえなかった。
「リクちゃん……一匹狼倒したの? う、嘘だよね……? だってまだ魔法ならって一日目だよ? 一日もたっていないはずだよ?」
震えるグレン……ちょっと混乱している。
どうしようか。僕が勝てたのはルナがいたから。
そして僕の魔法をキリさんは知らなかったから。
二回目は……うん。普通に負けそう……。
「え……と……」
どうしたものか。
「いいじゃん。見せちゃえば。勝ったのは事実だし~」
「……はぁ。わかったよ」
そういってポケットからバッチを取り出す。
「……ほんとだったんだ……」
グレンが呆けた。だからあまり見せたくなかったのに……。
雑賀さんに見せても同じ反応かな?
……ちょっと見てみたいかも……。
そして呆けた顔がみたい……。
いつもヘラヘラしてそうな、あの変態に!
少しでも復讐をしてみたい!!
「リ、リクちゃん? どうしたの? 右手を握りしめて……」
「ん? なんでもないよ♪」
「その笑顔が怖いんだけどな……」
ボソッとキリが何か呟いていたが無視した。
しばらくそんなくだらなくとも面白く話をしながら歩いて行くと、ある十字路で、まずマナが「家こっちだから」といって別れた。
グレンもちょっと先に行くとある事務所に入っていった。
おかげでいま一緒に歩いているのはキリさん、ただ一人だった。
作者「よし、ストックが少しだけ増えた……。だけど……足りない!!もっと書かなくては……ッ」
嘩来「作者さ……」
ガンッ
嘩来「うきゃあ!!」
作者「超強化ガラスが張ってある。どんなものでも壊されることはない!!作成中の邪魔させてたまるか!!」
嘩来「……いった~い。じゃあ……。〈テレポート〉♪」
作者「なにぃ!?」
嘩来「これで作者さんの邪魔できるね♪」
作者「なにゆえ邪魔をするんだお前は!!」
嘩来「楽しいから?」
作者「……頼むから……作成中の邪魔はしないでくれーーーー!!」
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