話がよくわからないのですが……
「はぁ……はぁ……ここまでくれば大丈夫だろ…」
「た……たしかに……。ここなら……はぁはぁ……魔法使えば……はぁはぁ……逃げれるもんね……」
「あの……大丈夫ですか? 二人とも息があがってますけど……」
二人とも息があがっている反面、僕は息一つもあげていない。
いつも家に帰った後、ジョギングしていたし、体力作りはいつもしていたため、体力はとてもある方だ。
(やりはじめた理由が筋肉がほしかったからなんて言えないもんね……)
やりはじめて数ヵ月、筋肉がついてきたと思えず、やりはじめる前と同じ体系だった。
……同じ体系だったけど、ちょっと肌が柔らかくなったような気もする。
力もちょっと強くなったけど、体系が変わっていなければ意味がないということで、何個かやめたけど、いまだに、ジョギングと腕立て、腹筋はかかさずやっている。
汗かいたりすると、ユウや母さんに「いい匂~い♪」とか言われたり、体格に変化がなくて萎えるけどね……。
――閑話休題。
「「…………」」
不思議がる僕をみて二人ともなんでそんなに体力あるの? というような目で見てきた。
さっき説明したので省かせてもらえます。
「さて……帰りましょうか。二人とも、方角はどっちですか? 北だったら町案内ついでに一緒に帰ってほしいのですが……」
まだこの街の右も左も分からないからね、と付け足しておく。
「ウチは大丈夫だよ~。帰る方向も一緒だしね~」
「俺もついて行ってやるよ。帰る方向は北だしな」
「え? 確かあんたの家ってみな……」
「おまえら二人だと人攫いにあいそうだしな!!」
え……いるの? 白昼堂々と……
焦りながら言うキリをマナがニヤニヤしながら見ている。
なんだろ……?
「仙道~。あんたってまさか~」
「違う!! 誰が男なんかに!!」
「男? 誰もそんなこと言ってないよ~? ニヤニヤ」
「黙ってろ!!」
あの……話が見えません。
そしてマナちゃん。ニヤニヤって自分で言うんだ。
「へ~い。そういうことにしといてあげる~。でもとりあえず。人攫いなんて、私が倒しちゃうもんね」
「俺にも負ける奴が何言ってやがる。むしろリクに守られんじゃね?」
「そんなことないもん!! 絶対に守れるもん!!」
「ハッ。ザコはザコなりに黙ってろよ」
「誰がザコよ!? 私はザコじゃないもん!!」
「弱い奴ほどよく吠えるってな」
「むっか~~~~!!」
「えっと……二人ともやめようよ。ケンカはよくないよ?」
はぁ~。いつもこの二人のケンカを止めるの、僕の役目かな~。
「リクちゃん! こいつはリクちゃんも可愛いから攫われる対象になるって言ってるんだよ!?」
「はい!? 僕は可愛くないです! っていうかそれ言われて嬉しくありません!!」
「おい。テメェが可愛いなんて一言も言ってねぇよ」
「ウチは誰からどう見ても可愛いもん」
マナは自信満々にというように胸を張る。
「「…………」」
「何その目!? リクちゃんまで!?」
胸を張るということはつまり、胸を強調するということで……。
「えっと……ごめん」
「あ~。さっさと帰るか……」
「リクちゃん!? 謝らないでよ!! おまえも無視するなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
どんどん歩を進めるキリを追うようにして僕とマナも歩いて行った。
マナの目尻が少し潤っていました。
ちなみに、マナの視線をしばらく感じていました。
特に胸のあたり。
誤字、脱字、修正点があれば指摘を。
感想や質問も待ってます。




