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ヒスティマⅠ  作者: 長谷川 レン
第五章 特訓と作戦とあの人と……
69/230

日々あなたは何をしていますか?

引き続き雑賀視点です。

次から戻ります。

少々驚いている雑賀を無視し、二つのコップにコーヒーを注ぐ。

コーヒーの独特の香りが部屋に広がり、疲れを少し癒す。


「できました。冷めないうちにどうぞ」


そういってコーヒーの入ったコップを前に出してくる。

礼だけ言ってコーヒーを口の中に入れて一息つく。

妃鈴もそれをみならい、俺の後に続いてコーヒーを一口飲んだ。


「ときに天童さん」


彼女は仕事中じゃなければ俺の事を天童さんと呼ぶ。


「ん?」

「先ほどまで何で悩んでおられたのですか?」

「ああ。そのことか。実は今、高校生の女の子が家に義妹として来――」


ピピポ。プルルルル ガチャ



「もしもし警察ですか?」



「ちょっと待て!! 早まるな!!」

「早まっておりません。的確な判断です」

「なぜ的確な判断で警察につながるんだ!!」

「日ごろの行いのせいですね」

「俺が毎日何をしたというのだ!」


妃鈴がそれを言うかって目で見てきた。


「すみません。見間違いでした」


ピッと携帯の通話を切り、顔をこちらに向けて質問に答えてくれた。



「私の胸やお尻を触るなどのセクハラ行為」


たまたまあたってしまっただけでは……ッ!(計画的にやっている)


「この部屋に隠されている28冊のエ……あえて18禁の本と言いましょう」


なぜそれを!?


「いつも女をとっかえひっかえ。何人の人と現を向かしているのですか?」


……なぜこんなにも……ッ!


「まだ言いますか?」

「できればやめてもらいたい……」

「そうですか。これまでの言ったことの中に反論はありますか?」

「女ととっかえひっかえはしていないぞ!」


実質、していたが頑張って反抗してみる。

しかし妃鈴は即答。


「よく違う女と歩いていますね」

「そ、それは……か、家族とか任務中で……」


息苦しくて、早くこの空気から解放されたかったが……。


「一月ほど前から任務をした回数を数えてみました。任務はほとんどしていませんね。ということは家族? すごいです。30人以上の大家族なのですね。天童さんの家族は。つまり、一人一日ずつ映画やら、買い物やら……かなりの家族想いなんですね。いや……家族以上ですね。まぁ、性行為はしていませんでしたので、犯罪ではありませんでしたが」


どうやって調べたんだ……ッ。妃鈴ィ……ッ。


「…………もう……やめよう」

「仕方がないですね。いじるの楽しかったのですが……」


俺は思った。妃鈴は絶対にSだと……。


「で? その女の子がどうかしたのですか?」


あ。その話は続くのか。まぁ相談にのってくれるのだ。話してもいいだろう。


「その女の子の背丈が小6でも通りソウナぐらいの女の子で(ツッコミの切れとか)とてもいい子なんだよ。少し、感情的になるところもあるけど、そこがまたよくて……」


もちろんリクのことである。


「天童さんってロリコンなのですか?」

「なぜそうなる!?」

「だって誰がどう見ても惚気(のろけ)……」


ブツブツ言っているので怖かったがとりあえず、時間もないので話を進める。


「義妹として俺の家に来たって話をしただろ?」

「ええ。しましたね。それがなにか?」

「俺の家に女物の服などおいていなくて、どうするか悩んでいるんだ。帰りに何枚か買ってこうとしてもサイズが合わなかったり好みもわからない。一緒に行こうもどういう店がいいのかわからなくてな」

「いつもチャライ人がどこがいいのかわからないって、何言っているんですか。仕方ないですね」

「?」


妃鈴がソファーから立ちあがる。

彼女の飲んでいたコーヒーはすでになくなり、コップの中は空だった。

俺も最後の一口を飲んで、彼女の言葉を待った。


「私は今日、予定はないですし……そうですね。その女の子にも興味があるので私も一緒に行ってもよろしいですか?」


この言葉に、俺は是非もなしだった。

誤字、脱字、修正点があれば指摘を。

感想や質問なども待ってます。

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