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ヒスティマⅠ  作者: 長谷川 レン
第四章 一匹狼
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仙道 桐

終わりのチャイム。今日の午前の日課は特別で、2時限しかなかった。

つまり、今は昼ごはん。


「リクちゃ~ん。昼ごはん食べ行こ~。食堂さっき案内してなかったからそのついで~」

「うん。おなかすいたし、早くいこっか」

「りょうか~い。早く行かないと席なくなっちゃうからね~」


マナが僕の手を引いて教室をあとにする。

――と、


「く!! リクちゃん弁当じゃないのか!?」

「なぜ俺は今日弁当にしてしまったんだ!!」

「俺は食堂で弁当を食べるぞ!!」

「やめろ!! 弁当をもって食堂に入るとヤツ(・・)が来るぞ!!」

「なら俺は弁当をおいて――!!」

「何言ってやがる!! そんなことしたらヤツ(・・)の餌食になるぞ!!」

「それでも男にはいかなければいけない時が――!!」

「馬鹿野郎! 仲間をミスミス死なせるかよ!!」

「そうだ!! だからここは俺に任せて待っててくれ!」

「志野村! それは俺の役目だ! お前を殺させるかよ!!」

「ならばここは俺が!」

「草羅!? お前が死んだら誰がここを守るんだ!?」


などと教室で騒いでいたが無視する。

ヤツ(・・)って言うのは誰か気になるけど……。


「おい」

「?」


呼び止められる。

騒がしい教室から聞こえたものではない。

声のした方向に振り向くと、黒髪黒瞳の男の人がいた。


「おまえ、天童って名字なんだな。天童雑賀となんか関係あんの?」


あきらかに敵意のある目線に、不審に思う。

そしてなんとなくこの人とはうまくやっていくには何かハプニングがないとやっていけない気がする。


「天童雑賀は僕の義兄です。それがどうかしたんですか?」


態度がちょっとむかついたので答えた後、同じように質問した。


「別に……今朝一緒に歩いていたのを門で見たからだよ」


それだけ言って彼は背を向けて隣の教室に入っていった。

その教室のプレートを確認しておく。


〈アーマメント〉


と、そう書かれていた。


「マナ。さっきの人、知ってる?」


なんとなく彼女に質問する。


「う、うん。名前は仙道(せんどう) (きり)。今のところ一年生で一番強いの。でも彼あんな性格だから誰も近寄れないの。ウチもちょっと怖い。だから二つ名は【一匹狼】 本人もそう名乗ってる」

「ふ~ん。ありがと。さ! 食堂に行こっか!」


特に興味なしに答え、礼を言っておく。

うん、と頷いたマナをつれて食堂に向かった。

嘩来「ねぇねぇ♪ 作者さん♪」

作者「? なんですか?」

嘩来「私早く出たいな♪」

作者「難しい話ですね……ストックにもまだ出てきていないのに……」

嘩来「ガーン! しょっく~♪」

作者「……喜んでない?」

嘩来「作者さん弄れるから♪」

作者「おい!?」


地味に嘩来、気に入ってます。


誤字、脱字、修正点があれば指摘を。

感想や質問も待ってます。

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