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ヒスティマⅠ  作者: 長谷川 レン
第三章 桜花魔法学校
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真陽の古くからの親友

プルルル プルルル ピ


『もしも~し♪ 真陽ちゃんのアイドル♪ ここに参―』



切った。

電話の回線を切った。

ちなみに携帯電話の構造は、携帯の中に雷晶。つまり魔力の結晶が入っているため、簡単につながるし、電源が切れる心配がないというとても便利なものだ。

そんな解説をしていると、すぐに電話がかかってきたのでその電話に出る。


『もしも~し♪ 真陽ちゃんから電話してくるなんて珍しいわね♪』


さっきの事がまるで無かったかのような感じで話す幼い声(一二、三歳ぐらい)の少女らしき人物がでる。

しかし、まるで真陽と何年も付き合っているような話し方であった。


「たしかにねぇ。明日は嵐かなぁ?」

『ほんと!? 大変♪ 傘用意しとかなきゃね♪』

「冗談だよぉ。って傘なんかで嵐を突破するつもりかぃ。相変わらずその声から察するに元気百%だねぇ」

『当たり前じゃん♪ なんたって私は元気が最大の取り柄の女の子だもん♪』


確かに一二、三歳の女の子は元気が取り柄になりうる。

しかし真陽はそうは思わなかった。

なぜなら真陽は彼女との付き合いは軽く30年は超えている。

まぁ、子供のころからつるんでいるからなのだが……。


「はいはいぃ。いつものはいいからぁ」

『ひどいな~♪ 真陽ちゃんが言えって言ったじゃん♪』

「まぁ、そんなもんかねぇ」


おされる。

いつもこの人と話をするときは必ず主導権をあちら側に持ってかれる。

口げんかで勝ったことが無い。


「今はどこにいるんだいぃ?」

『今? 海がきれいなビーチにいますよ~♪ たくさんの人にナンパされちゃった♪ きゃは♪』


ナンパ?

つまりロリコンか……。

真陽は彼女の容姿を知っているのでナンパしてきたやつらはロリコンだ。

ロリコンじゃなくても近寄りそうだが……。

そういう雰囲気を纏った人で、昔から彼女の周りにはたくさんの人が集い、寄り添ってきた。

人望があり、常にリーダーシップをとってきた。

毎日、遊んでばかりだったが仕事はしっかりとこなした。

遊んでばかりだったが……ここ重要。


「……相変わらず遊んでいるんだねぇ……自由な白銀(フリーダムシルバー)


真陽は彼女の二つ名で呼ぶ。

つまり本題に入るということだ。

その名を聞くと彼女は少し考え、話す。


『あら? そう言われるってことは何か私に御用なのかな~? 裏方面で♪』

「そろそろ、ジーダスが動くよぉ」

『ふむふむ♪ それで?』

「君はどうするんだい?」


問いかけ。

しかしその問いかけは簡単な言葉で片付けられた。


『楽しむよ♪』


異常な言葉。

なぜなら組織の一つ。

しかも、裏の世界では有名で何より優秀な人材が揃っている、強大な組織だ。

簡単で、しかも、一言で片付けられる事が出来るはずがない。

それだけでなく、言った言葉は『楽しむ』と言っている。

誰からみても狂っているとしか思えない発言だ。

しかし、それを聞いた真陽の反応は同じ反応だった。


「私も楽しませてもらおうかねぇ。なにせ面白い人物を見つけたんでねぇ」

『? それってだれ~♪』


もはや普通の人の会話ではなく、他人が聞いたら、ひっくり返ってしまうだろう。

特にジーダスの者が聞くと考えることもできなくなると思われる。

中途半端になってしまった……。

なぜこうも長くなってしまうのか……。


誤字、脱字、修正点があれば指摘を。

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