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ヒスティマⅠ  作者: 長谷川 レン
第三章 桜花魔法学校
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自己紹介……ドンマイ!

「丁度いいねぇ。マナ、自己紹介しなぁ」


突然入ってきた謎の少女(リクにとって)の行動を利用して、彼女に自己紹介させる。


「え? ……いいの?」

「はやくしなぁ。話が進まないんだよぉ」

「わ、わかた……」


スーハーと深呼吸した後、こちら(リクと雑賀のいるほう)に向くと頭を下げた。


「初めまして! ウチは篠桜マナと申しましゅ!」


あ! かんだ……。


「はわわわ! かんじゃった! ……うぅ」


あの……涙目なんですが……。


「いちいち泣くんじゃないよぅ」

「でもまさか自己紹介にかむなんて~……」

「はぁい。よしよしぃ」


あ、頭なでてる……。子供扱いってさすがに怒るんじゃ―


「ふにゃ~……ハッ! やめてよばあちゃん! 私子供じゃないよ!?」


―どうやら嬉しいようだ。愛玩動物みたい。

と、そんなことしてる場合じゃない。

相手が自子紹介したんだから僕もしなきゃ。


「えっと僕の名前はあ……天童リクと言います。よろしくお願いしますね」


うむ……。

まだ名字はなれないものである。

笑顔で手を差し出す。

マナちゃんもその意味がわかったようで手をさしのべ、手を握―


「マクド○ールド♪」


まさかのスルー!?

予想外です!

まさかのスルーです!!

マナちゃんは手を握る寸前に〈m〉の字を作って握手を回避。

硬直。

握手をする気満々だったこの手は、どうしたらいいのでしょうか?

真陽さんは、「まったくこの子わぁ…」と頭を抱え込んでいる。

当の本人はしてやったりという顔で、腕を腰にあてて「エッヘン!」としている。

胸がないので凹凸があまり出ていないが……。

雑賀は口を押さえて爆笑しているので真陽さんやマナちゃんに見えないように雑賀の足の脛を蹴っておく。


「!? ――ッ!」


膝を抱えてうずくまる雑賀さん。

ふん。笑うからだ。

裏でそんなことをしているのでもちろん目の前の二人には何が起きているのか分からないから頭の上にハテナが浮かんでいる。

なんだかさっきまでの空気がひび割れて真剣な話からガラリと変わってしまった。

真陽さんもなんだか疲れたようにしている。

校長席に座り、これからの行動をつたえる。


「マナぁ。これから校舎を案内してあげなぁ」

「ウ、ウチ?」


自分に指をさす。

その顔はよくわかっていない表情で、目を丸くしている。


「私や雑賀は忙しいんだよぉ。案内が終わったら第一決闘場に来てくれよぉ? そこでリクちゃんが何の部類に入るか調べるからぁ」

「うぅ。わかったよ~。それじゃあリクちゃん……だったよね?」


確認するマナちゃん。

僕はその言葉にうなずいて肯定すると。


「学校の案内するからついてきてね~」


そう言って校長室を出る。僕は慌てて、それを追いかけた。


「失礼しました」


いちお、礼儀なので挨拶をしておいた。

誤字、脱字、修正点があれば指摘を。

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