white snow
思い出してた。
キミとの想い出を。
笑ったり、
泣いたり、
いろんな表情をするキミ。
些細なことで、僕等は背を向けた。
こんな・・・雪の日に。
白い雪が頭上を舞う。
・・・どうしてるのかな、キミは。
笑ってるかな?
あの笑顔で。
僕は足を進めて道を歩いた。
何処とへもなく。
気がつけば、
記憶にある場所。
キミと歩いた場所。
よく来た場所だった。
どうしてだろうな、
どうしてこんなトコに来たんだろう。
キミがいるかなとか、
そう思ったんじゃない。
僕の好きな場所だから・・・
好きな雪が綺麗に見えるから、かな。
だからよくキミを連れてきていたんだ。
白い息が灰色の空へ消えていく。
不意に後ろへ振り返った。
幻かと思った。
・・・キミがいた。
僕は言った。
ごめん。
キミは泣きながら頷き、
言ったんだ。
うん。
・・・メリークリスマス。
今夜は雪の降るところがあるらしいので・・・
こんなものを綴ってしまいました。
ホワイトクリスマス、イイですよね!
私のいる地域は降らないそうですが・・・。残念です 涙。
でわでわ、ご観覧していただき、ありがとうございました。