哀感触
悲しい出来事は
決して忘れることは
できない
いつまでも心に残る
しかし毎日の生活があるから
前へ進むしかない
心の奥に封印したかのようにして
それでもが心は ちゃんと覚えているから
ふと出てきてしまう
あの日のことが
時折 涙がポタリと落ちる
涙を こすりながら
一時的でも思いだしてしまう
心が 呼んでいるかのように
だんだんと日々を重ね
ようやく少しづつ 立ち直れた
そして日々の生活を
送っていく
思いだしても構わない
けれども そのことにより
自分の生活まで
壊してはならない
悲しみと共に歩き続けることが
生きる者の定めなんだから