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屍の王〜腐人から始まる転生譚〜(仮)  作者: エイム
第1迷宮
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反省したなら良いんだぞ!

短いですしストーリーの進展はありません。

すいません。

ポチのモフモフに癒されることしばし、活動を再開させる事にした。


(よし、とりあえずポチには偵察に行ってもらおう。

さっきみたいに苦戦しないようなモンスターを探してもらって倒す。

安全に過ごすためにも“傲慢”の特攻対象を増やさないといけないからな。

そうと決まれば!)


ポチ!俺が楽に勝てそうなモンスターを探してきてくれ!と念じる。

すると、ワフッと返事をして広間の奥に走り去っていった。


(俺はポチが戻ってくるまでトレーニングでもするか。

まずはランニングからだな! 俊敏が上がればそれだけ戦術の幅が広がるし、最悪勝てないモンスターから逃げられるしな!)


思い立ったら直ぐ行動。

広大な広間を走り始める。


それから体感で3時間ほど経過した。

ランニングを始め、素振りや腕立て、腹筋、スクワットなど、効果があるか分からないトレーニングを続け、飽きた。


(ポチはまだ帰ってこないのか? 迷子になっちゃったのかな?

いや、まさか!? 強い敵に遭遇してやられちゃったのかもしれない!!!!)


一度悪い想像をしてしまうと居ても立っても居られなくなってしまった。

無意味にうろうろし始めたり、内股になり両手のロングソードで地に円を描き始める。


そうする事しばし、意を決しポチが走り去った方向に向け走り始める。


(ポチ!!! 生きててくれよ!!!

俺にはお前が必要なんだ!!!)


どんな強敵が現れても打ち倒し、ポチを救い出すと心に決め。


そうして、20メートルほど進むと、広間の奥から颯爽と駆けてくる者がいた。


ポチだ。


(ボヂーーーー!!!! 無事だったのかーーー!!!

もう勝ってに遠くに行っちゃダメだぞ!

心配したんだからな!)


そう念じながらポチをモフモフし始める。

数分モフモフを堪能し、感動の再会が終わった所でポチを見た。

尻尾と耳は垂れ下がり、クゥーンと切ない鳴き声を出している。


(ポチ! 反省したなら良いんだぞ! 元気を出すんだ!

獲物は見つけられたのか? さっそく倒してご飯にするか?)


ポチは地に伏せ、両前脚で目元を抑える。

所謂、ごめん寝と言われる状態で、再び切なげにクゥーンと鳴くのであった。

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