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84地下一階

地下は暗く階段も明かりがなければ何も見えなかっただろろ。私たちは慎重に階段を下りて行く。

「暗い」

リーゼちゃんが不満を漏らす。不思議と一階より空気が濁ってる事は無かった。地下一階の階段を下りて行く。

「止まって」

私たちが地下一階にたどり着いたとき湯野が手を私たちの前に出して動きを止める。

「あっ!!」

エリナちゃんが声を漏らす。そこにいたのは銀色のボールに手足をつけたようなドラえもんの頭だけみたいなものだ。

「これが私達を襲った人形です」

エリナが銀ドラを睨みつけながら言う。

「ビンゴって事ですわね」

久留巳ちゃんがそう言って近づいてくる銀ドラを見る。

「気をつけてください。それは自爆します」

エリナちゃんが注意する。

「わたくしに任せてください」

そう言って久留巳ちゃんは、ナイトの駒を投げる。

「殺しなさい、ナイト」

ナイトは素早く腰の剣を抜くと銀ドラを細切れにする。

「これで爆発することは無いはずですわ」

銀ドラは原型が分からないくらいばらばらだった。これなら大丈夫だろう。

「行くよ」

私はそう言って先を促した。







地下一階

何もなく、上の階とは違い綺麗に片付けたれていた。

「何もないですわね」

「待って、何か居る」

湯野が何かに気づいたみたいだ。

「そこに隠れているやつ出てきなさい」

湯野がそう言って何も無いはずの空間を睨みつけながら言った。

「何でばれたんでしょう」

湯野が睨みつけたところから金髪で藍色の水晶が付いたいかにも魔法使いが持つような杖を持ち、藍色のローブを着た女の人が出てきた。

「床の埃よ」

湯野の言葉の通りにかすかに積もっていた埃に足跡があった。

「…掃除はちゃんとしなければいけませんね」

なんとも言えない顔で金髪はそう言った。

「この人はあたしが相手をするからみんな行って」

湯野はそう言って

「我祝福の力に身をゆだねます」

アムド化した、なんだか違和感があったけど私たちは湯野を置いて行くことに決めた。

「邪魔をしないとでも? エアロショット」

金髪が私たちに向かって杖を向けて放った。

「あたしが何もしないとでも?」

ファングがあたしたちを守るように壁になる。私たちは地下二階に向けて走った。

どっかで日常編を入れます。今は湯野の戦闘が終わったら入れようと思ってるのですけどいかがですか。

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