82 結城先輩を探しの出かけよう
投稿遅くなってごめんなさい。
まだエリナ視点です。
「なぜ私達は長い間隠れなければいけなかったのか、それは虐げられていたからだ。それは国や宗教が私たちの力を恐れ、我々を悪だと決め付けたからだ。未だに教会は私達を異端とし、排除しようとするものまでいる。それなのに国はそれを否定せずあまつさえそれを半ば黙認して、私たちの力を借りたいなど、そしてそれが当たり前のように思い。利用しそして管理しやすいように一ヶ所に閉じ込めている。このようなことが許せるか!!私は許せない。ならばどうすればいい?作ればいい私たちのための国を。
私はここに宣言にする。魔法少女のための国を作ることを…そして魔物の皆さんあなた方もこの国に疑問を抱き、そして虐げられ閉じ込められているあなた方は私達と同じです。私たちはあなた方を受け入れる準備があります。」
テレビの画面はそこで普通の番組に戻った。
「これは…」
そこで演説をしていたのは黒沢だった。
「チャンネルジャックされていきなり、この演説が始まったの」
同級生がそう言って戸惑った顔を浮かべる。
「これから大変になりますね」
久留巳は面倒そうに目を細め言った。
「これからどうなるのでしょう?」
湯野先輩は難しい顔をしていた。
「湯野先輩?」
「魔女と言うことで虐げられていたことのは事実。そして国が魔法少女に介入するのを快く思わない人もいる。ほかに男尊女卑のような国もある。女性が力を持つのを良しとしない国。この国に賛同する人たちも沢山出てくるでしょうね。」
湯野先輩はそう言って立ち上がった。
「湯野先輩、どちらへ?」
私が聞くと
「準備」
「?」
「結城を助けに行く」
湯野先輩はそう言って部屋を出る最後に。
「各自準備してここに集合でいい?」
それだけ言って出て行った。
「「「「はい!!」」」」
私はそれで部屋をでた、胸に希望を持って。
先生達は忙しそうに動いていた。
「今の放送全世界に流れたらしいよ。」
誰かがそんなことを言う。私たちは必要なものを持ってお昼に学校を出た。
私たちは地図に示された場所に着いた時にはおやつの時間だ。
「ここね」
地図の通りに閉鎖されたショッピングモールがあった。
「特に魔法で結界が張られている様子は無いですわね」
「行くよ」
結城先輩を先頭に開いていたショッピングモールの裏口から入っていく。
「暗いからライト付けるよ。もしものためにライトみんなで持っていて」
結城先輩はバックからライトを出し、全員に渡す。
「それじゃあ、行くよ」
私たちはショッピングモールに入っていった。
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