魔法学校の入学式
入学式に行く途中
俺は車の中で祥子さんといた。
何でこんなことになっている。
俺は朝、雪菜と一緒に出かけるはずだった。
なのに朝玄関を出たところでリムジンにらちられてた。
その車になぜか祥子さんが乗っていた。
(いちよう雪菜にはメールで先に行くようには言ったけど、これは後で機嫌とらなきゃいけないな)
「祥子さんは何のためにこんなことしたんですか」
「ボウヤと楽しいことするため。それともいやだった。」
「嫌ではないですけど、はらう代償が余りにも大きんです。」
「あら、そう」
そう言って祥子さんは魔法で作った空間からあるものを取り出した。
「これは!!」
「どうしても、この子があなたのそばにいたいって言ってね。」
「ありがとうございます」
「別に構わないわ」
そんなことを言っているうちに学校がちかくなってきた。
俺はあることに気づいた。
「祥子さん!ぎりぎりまでドライブしましょう」
「あら、なに急に積極的ななって?」
「いや、祥子さんと話すのが楽しくて」
「まあいいわ」
俺は内心
(このままいったら、目立ってしまう。ただで際雪菜の機嫌を取らなきゃいけないんだ。こんなことで機嫌を悪化させるわけにはいかない)
「そういえばボウヤ、名前変えないのね。」
「女でも通用するし、下手な名前使って本名じゃないってばれたら面倒だからな」
「そう」
「俺はそろそろ女になるぞ」
「あら、わかったわ」
「アムド化」
俺は女の姿になって制服に着替えていた。
「・・・あなたなんで男やっているかしら?」
「言わないでください」
俺は泣きたくなった。男の俺はさえない顔なのに、なんで女の俺はアイドル顔負けの美人になるんだ。
設定間違ってるよ。
俺は大半の生徒がいなくなってから、車からおりた。
「じゃいきますね、祥子さん」
「ええ」
俺は入学式に行く前にお手洗いに行った。
(そういえば俺今女の姿ただ。下手に男子トイレに行ってばれたら大変だな)
誰ともなく言い訳みたいになってしまったが、俺はトイレに入ったとき登録カードを拾ってしまった。
(また、面倒なものを拾ってしまった。)
えーと名前が蒼井 エリナ(あおい エリナ) 種族がハーフバンパイアで・・・歳は十四歳金髪の美少女だな。
後無記入だランク、身体能力、魔力・・魔力の単位てマギナだったんだ。特殊能力。
まあいいや・・後で先生にでも渡すか。
俺は入学式に行ったら、うろうろしている金髪美少女がいた。
登録カードの写真どうりだな。
面倒くさいけど、
「あなたが蒼井 エリナさん。?」
「え、ええ」
「これ、落し物よ」
「え、ありがとうございました!失くしてしまってどうしようか迷ってしまって」
「そうですか、では、おれっ・・私はいきます」
「待ってください、名前を」
俺はその言葉をさえぎって、
「また今度に」
俺は関わらないように急いで行った。
これがとんでもない誤解を招くとも知らずに。
エリナ視点
あの人これ見ちゃったんだ。
あたしはさっきの黒髪の女性が歩いて行った方向を見た。
多分、あの人あたしがバンパイアのハーフって分かって避けたんだろう。
昔のことを思い出す・・ただ一人だけあたしのことを見てくれた人がいたがハーフバンパイアと分かっても避けなかった。でもあたしのせいでその人は・・・。
あたしは頭を振った。
「たぶん、大丈夫だよね、分かってくれるよね。」
自分に言い聞かせるようにした。
入学式この学校の校長先生の祥子さんが話しているが、聞き流してしまった。
「さて、これからいろいろ身体能力や魔力、魔具が使えるものはそれを見せてもらう。まあ、軽く考えてもらっていい。」
あたしは並んですべての検査を終わらせた。
少し周りが騒がしかったのでそこを見ると、少し雰囲気が周りを小馬鹿にしたような、長髪の女の人が魔力値を計ったら、それなりの数値が出たのだろう。ちなみにあたしは3000マギナだ。一般人は100マギナがせいぜいだ。あの人は19000マギナだそうだ。
(あの人それなりに強い人だ)
なんとなく空気で分かった。
まあいいやと視線を戻して、数十秒後いきなりガラスの割れる音がした。
幸いけが人はいなっかたようだが、何があったんだろう。
結城視点
いきなり魔力値を計る水晶に触ったら、水晶が爆発した。
「あのーすいませんこれどういうことですか。」
係りの人は戸惑いながら説明してくれた。
「水晶がオーバーヒートしてしまったんです。」
「それって??」
「あんたの魔力値が水晶の容量を超えてしまったんです」
(おいおい)
「すいません、少しおまちを」
「なに、何があったの?」
「あの子が水晶を破壊したらしいよ」
「それって何、どういうこと」
「あのこの魔力が規格外だったらしいよ」
(面倒だな、これでも目立たないように色々手抜きしてたのに)
そうして、新しい水晶が届いた。
「大丈夫だと思うので手をかざしてください」
「はい」
俺は手をかざした。
今度は爆発しないですんだな。
「これは・・」
係りの人が驚愕していた。
「じゅ、180000マギナです」
ザワザワ周りがし出した。
俺は内心頭を抱えていた。
なんで、そんなとんでもない数値が・・
色々検査が終わって、係りの人がが
「これから、寮のほうに向かってください。鍵と部屋番号はこちらで確認してください。」
こうして寮のほうに向かった。
ヒロイン二人登場です。