72カレーの作り方
書いてるうちにカレーの作り方で埋まりそうになりました。
ちなみに今夜はカレーです
「疲れた~」
俺はそう言ってクーラーボックスから飲み物を出し飲んだ。
「プッハー。うめー」
俺は体の隅々まで水が行き渡るのを感じた。あれから二時間水鉄砲で遊んだだが水の中を走るのは体力を使ったのでみんなパラソルの下で寝転がってる。
俺は女子より大分体力に余裕が有った。これも修行のおかげだろう師匠たちにに感謝。
そんな訳で今は休憩してるのだ。
それにしても海がきれいだ。俺は海を眺めながら思った。
沖縄の海を連想させるほど綺麗だ。沖縄の海は底が肉眼で見えるのだ魚が泳いでるところまで。
これは異常なことだ普通こんなに町が近いと海がもう少し汚れても良いはずだ。何か魔術的なものが無いかと俺は目を走らせた。
(人払いの魔法かあれは…でも何でこんなとこに)
少し離れた崖のようになっている所から魔方陣が視認できた。人払いの魔法とは人の魔力に影響を与えここに近づいてはいけないと思わせる魔法である。かなり強いものだとそこにあること自体を気づかせないものまである。かなり魔力がある人間なら一般人でもたいした効力になら無い。
(どうしたものかなあれは…)
俺が出した結論は
「めんどくさいから見なかったことにしよう」
俺はそう言ってまた飲み物を口にした。
雪菜たちが起きた頃には夕方の四時だった流石にここから海に入るのは体を冷やしそうなのでやめた。みんなは軽くシャワーを浴びて海水を落とした。その時雪菜たちは一緒に入ったのだがなにやら騒がしかった。晩御飯に作ることになったのは定番のカレー。
「俺は皮むきやるから、ご飯の方はエリナお願い」
俺はそう言って買ってきたジャガイモの皮を剥き始めた。久留巳は俺と一緒に人参の皮を剥く。ちなみに野菜を切ってるのは雪菜だ。
俺はテキパキとジャガイモの皮を剥き芽を捕っていったジャガイモの芽は毒なのだ。
俺はジャガイモが終わると玉ねぎに入ったが皮は直ぐに向けて雪菜の方に渡した。
「目が~目が~」
雪菜はそんなこと言いながら涙目になりながら玉ねぎを切っていた。
「大丈夫か、雪菜」
「うん」
雪菜を目元をぬぐいながら返事をした。
さてここで豆知識ジャガイモと人参をなべに投下する前に電子レンジで温めると火を通す時間が短くてすむのだ。ってことで電子レンジで温めた後切った玉ねぎと一緒に鍋に投下。
これで色が変わるまでいためる。
この後の作業は留美がやってくれた。
まあ、この後はひき肉適当に入れてその後カレー粉の箱にしたがって料理してけば良いだけだ。
カレーが出来たのは五時半だったがそれから少し寝かせてから食べることにした。
「そう言えば他の皆さんランクどれくらいになりまして?」
久留巳がソファーに寝転がりながら聞いてきた。夏休みになる前にランクの試験を受けたのだがまあこれは色々忙しくなってみんな別々にやったのだ。
「俺は身体能力がBランクで魔力は220000マギナになったかな。まあグラドを召喚した場合はAAランクになるが総合してAランクだったかな」
俺は魔具を手で転がしながら返事をした。
「あたしは身体能力はCランクかな魔力のほうは大分増えて4000マギナになったね。ランクはやっぱりCだね」
雪菜は登録カードを見ながら返事をする。
「あたしは身体能力は雪菜と同様Cだったよ。まあ魔力は250000マギナでランクはB」
そう言ってるのは調理するのに使った食器を洗ってる湯野だ。
「私は身体能力はDだった。魔力の方は6000マギナでその…ランクがE」
エリナが恥ずかしそうに言ってくるが
「それは仕方ないなエリナは回復専門だから戦闘にあまり向かないからな」
最終的なランクは総合的な戦闘力なのでエリナは基本回復魔法が専門だからランクは余り高くないのだ。
まあその分死ななければ即回復できる能力があるので欠かせない戦力であることは変わらない。
「私は身体能力はAランクで魔力は6000マギナかな。ランクはBですけど」
留美は半分狼人間だから身体能力は高いし魔力は低いが戦闘に特化しているのだだからランクが高いのだ。留美の攻撃は本当に岩まで砕いて地面に穴を開けるからな。
「最後はわたくしですわね。身体能力はCですわ。魔力は10000マギナ行きましたわ。ランクはAですわ」
「すごいな10000って」
俺がそう言うと
「わたくしの魔法は魔力の燃費が悪いですから魔力の方は鍛えられますわ」
「お前確か召喚魔法使ってたからな、あんなに沢山の」
「チェスの自分の駒の数だけ召喚できますわ」
そう言って胸を張る久留巳
確かに十六個を召喚するには魔力を使うなしかもそれぞれ単体で戦えるほどに強い、ランクAも頷けるな。
まあ、それぞれ強くなったてことだろう。まあ俺が一番気になるのはリーゼかな、どれぐらい強くなったのだろう。




