魔法学校の規則
俺は翌日には病院を出て、魔法学校に行く準備だ、と言っても勉強道具は筆記用具などだけだ。
ほとんど向こうに必要なものはそろっている。
(まるで防衛大みたいだな、)
俺はそんな感想抱きながら準備をしていた。
両親は快く行くことに賛成した。
(まったく、なにを吹き込んだか、せっかく苦労して高校合格したのにあの努力はなんだったんだ)
魔法学校は魔法少女になれるものはほぼ強制的に入ることになる。
(まあ、それもそうだろうな。)
日本が魔法の力を公開したことで他国もそのことを公にした。
対魔物の大義名分もと軍事利用の魔法をつっくていくことになるだろう。
(魔物が滅んだら、人と人の戦いになるかもな)
魔物ことが公になったことでここ三年で異常に魔物がこちらの世界に来るようになったことが分かった。
(まあ、魔法少女ような学校がでこなかったら対処できなかったかもな。)
それを考えると公にできたことで、色々やり易くなったんだろうな。
準備が済んだので俺は祥子さんにもらった。書類に目を通した。
まず日本には北海道の富良野市に一つ 岩手県の盛岡に一つ 山形の米沢に一つ 佐渡島に一つ 長岡の魚沼に一つ 富山県の高山市 千葉の成田 静岡の静岡 奈良県の八尾 岡山の美作 広島の甘日市 徳島県の吉野川 愛媛の松山 大分県の由布 宮崎県の小林 沖縄のうるま
合計十五個の学校がある。
それとは別に東京の新宿にもある。特別力が高いものもしくはすでに魔法少女の力が開花したものが入ると書いてある。
ここが俺の行くところだが、
(これは力が強いものが暴走したり、変なことえをしないようにするために政府が自分のお膝元に作らせたな、自分達の監視が届くところに)
面倒ごとにならなきゃいいが・・
俺は校則に目を通した。
1、学校外で魔法を使わない
2、自分の身をためにならば1の規則を破棄してもかまわない
3、学校内では許可なく攻撃魔法、またわそれに準ずるものを使ってはならない
4、魔法少女同士の魔法での戦いは禁ずる、ただし先生に許可を取り決闘書類だし、お互いに納得した上でなら、アリーナでの対戦を認める
5、自分よりランクが下からの決闘は拒否することが不可(ランクはは入学時に最初に設定される)
まあ、後は大体普通の学校と同じだな。唯一俺に救いがあるものはズボンとスカートどちらも制服があることかな。
男の俺がスカートなんてはきたくないしな。
当日は迎えが来るようだな。
それまで少しはのんびりできるが、俺は学校の時間割を見て戦慄した。
なんてハードな・・・
時間割は12時目あった。休み時間10分 昼休み30分 掃除の時間20分 授業の時間50分
朝八時から授業か、大体終わるのは夜の9時って所か最初の六時間までは普通の授業、後半が魔法少女についての勉強か・・
午後にに魔法少女の勉強を持ってきたのはそれだけハードなことをするのだと思う。
午前中でバテバテになって、午後は寝てましたじゃだめだから。しかも定期テストが年四回ちなみに赤点もある。
(これは魔法少女だけやってる分けにはいかないな)
まあ、魔法少女だけで生活することはできないからな。
俺は今日社会の厳しさを知った。
感想さえあれば俺は書き続けられる!!