57 夏休みの過ごし方
さて、今日は夏休み二日前みんな夏休みの遊ぶ計画で話し合ってる。
「神崎さんは夏休みなんか予定があるの?」
クラスメートが俺に訊ねて来た。
「ちょっと夏の間ある人に会いに行く予定があるけど。」
「えっ彼氏お泊り?」
「違うわよ。」
俺はそう言ってかばんをまとめた。
「私彼氏いないわよ。」
だって男だもん。
「え~うそだ~。その容姿で彼氏いないとか。」
とりあえず荷物をまとめて俺は教室を出て訓練場に行った。ちなみに魔法少女の授業は休みだ。
俺はいつもどうりの筋トレをして、
「クリムゾンアマー、サモン」
俺は紅の鎧を召喚した。今は召喚時間は少なくて三十分になった。俺の成長だ。
今は空中戦の練習を中心にやってるのだが、フルスピードだと直進的な動きしか出来ずうまくジグザグ飛行が出来ない。このままだとだめだな。
俺はこれも師匠に相談と脳内メモリー保存して考えていたら湯野が話掛けてきた。
「結城!!」
湯野は飛んでいる俺を見上げながら話してきた。俺は湯野の隣に着地する。
「何?」
俺が返事をすると
「あのさ、その夏休みって何か用事があるの?」
俺から視線をそらしながら聞いてくる。何なんだ。
「ちょっとな知人に泊りがけで会いに行ってくる。」
俺はそう答えた。
「えっと、夏休みずっと。」
「そうだな、ほとんど。」
「えっとさ、出来たらいいんだけどあたしと夏祭り行かない?」
俺は唐突な湯野のお誘いに戸惑った。湯野は基本両親の復讐しか考えてなかったからだ。
「どうしたの。急に?」
「別に。その・・・みんなと仲を深めようかと。」
「じゃあ、雪菜たちも来るってことか。」
「え?」
湯野は驚いたように声を上げた。
「みんなて言ったから。違うの?」
湯野は慌てたように首を振って
「うんうん、みんなと一緒。」
「そうか、ケータイ出して。」
俺は紅の鎧を解いてポケットからケータイを出した。
「え、何で?」
湯野は戸惑いながらケータイを出した。
「連絡のため。夏祭りの場所とか集合場所とかで使うだろメルアド」
そう言って湯野と交換した。
「登録しといて。」
俺はそれでけ言ってまた紅の鎧を召喚。訓練を始めた。
(もっと速く!!もっと細かく!!まだ早く動けるはずだ。)
俺は訓練に集中した。
部屋に戻ると雪菜が
「結城。湯野から夏祭り誘われた?」
「ああ」
俺はそう答え
「リーゼも行くか?」
俺はリーゼに聞くと
「私行っていいんですか結城先輩。」
「魔法で容姿をごまかして俺と一緒に行けばな。」
「やった!!」
リーゼは喜んだ。
「そうだリーゼ、俺と一緒に夏休み過ごすか?」
「え、どうしたんですか。」
リーゼは驚いたのか、体の動きが止まっていた。
「夏休みに俺の師匠に会いに行こうと思ってな。それでリーゼも自分の身を守るすべを教えてもらおうとな。」
「行きたいです!!」
リーゼは俺と一緒にすごせるのがうれしいのか飛び跳ねた。
「ちょっと待ってそれあたしも行きたいんだけど。」
雪菜がそう言うが
「だが断る。」
俺ははっきりと断った。
「どうして!!」
「雪菜が来るって行ったら他のやつらも来そうだからだ。」
面倒ごとはもうこりごりだ。
「そんな~」
雪菜はいじけたような声を出したそこで晩御飯の放送が流れた。
「晩御飯だよ行こう。」
リーゼはそう言って部屋を出ようと準備をする。
「そうだな」
俺は雪菜とリーゼと一緒に部屋を出た。
出来れば感想ください。




