厄介ごと
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俺はTVを見て絶句してしまった。
なぜなら、TVで魔法少女と魔物のついてやっていたからである。
「祥子さん、これどう言うこと。」
「国のほうが正式に魔法少女と魔物の存在を認めたのよ。」
「また、どうして」
「今回のことで、国が魔法少女だに任せられないと言ってきたのよ」
「本音は?」
「魔法を軍事利用などに使いたいんじゃない?いくら政治家に魔法はそんなお手軽なものじゃないって言っても無駄だったわ」
「魔法を使いすぎると燃え尽き症候群みたいになるんでしたっけ?」
「そうよ、魔法は魔力と意思の力によって行使できる。魔力はまだしも精神のほうを使いすぎると何かをするとゆう意思が無くなってしまって、廃人みたいになってしまうわ。」
「でも、なんでこんな簡単に表に出ているんですか?」
「一部の魔法少女が政府側に協力したのよ。」
「また、どうして?」
「簡単に言うと、その一部の魔法少女は魔物と共存しているのが気にいらないのよ」
「政府に協力する条件としてその魔物を追い出せと??」
「いいえ、ゆくゆくはそれを目指してるみたいだけど、今は魔物の管理を条件にしたみたいよ。」
「いったい何を考えているんだ。そいつらは、今は魔物と人間が普通に暮らすことができているのに・・」
魔物の中でも人間と共存を望んでいるものはいる。
例えば、バンパイヤ、狐子、ウルフマン、エルフ、ドワーフなどなど
昔からおとぎ話などで伝えられてきたものだ。
「そんなことを発表したら、差別され、いや差別だけならまだいい、実験動物なんかにされて殺されかねませんよ。」
「そのとおりよ、ボウヤ」
「どうするんですか」
「魔法少女の学校を作ることにしたわ。」
「それで?」
「魔法少女の教育と育成が目的よ、表向きは、」
「それで?」
「私はその学校の管理することになったわ、その学校に私は魔物を受け入れるつもりよ」
「ああ、そゆうことかなんとなく分かりました」
魔法少女を受け入れるのと同時に魔物を受け入れ誰が魔物かわからないようにするつもりだな、それと同時に魔物に自分のみを守る技などを教えるつもりだな。
まあ、俺には関係ないけど。
「それで、あなたもそこに入ってもらうつもりよ」
「何でですか?」
「あら、分からないのあなたは世にも奇妙な男で魔法が使えるのよ。他の国の魔法少女や国があなたの事をのどから手が出るほどほしがるってるのよ。ここで追加されるのが自国よ。一部の魔法少女の中にあなたのことを知っていて政府に伝えたかも知れないわ、そして政府が男でも魔法が使えるあなたをほしがらない分けないわ。だから安全な私の基で匿うのよ。多分顔は分かってから。」
「いやですよ、なんでまためんどくさそうな・・・それに顔が分かってないんだったら」
「多分と言ったはずよ、捕まったらどうするの、おとなしくモルモットやるの?」
「でも、護身術習いましたよね、俺?」
「家族を人質にとられたらどうするの?」
「それは・・・」
「家族じゃなくてもいい、友達」
「・・・」
「分かったかしら、自分の置かれている状態が」
「魔法少女の学校に通うとしよう、もしかして祥子さん俺この姿じゃ通えないんじゃ。」
「ええ、その通りよ。」
「嘘だ言ってくれ。」
「本当よ、ああ、ちなみあなたが行く学校は魔法少女しかいないからね」
「何ですか?」
俺はいきよいこんで聞いてしまった。
「あなたを襲われにくくするためよ、さすがに魔法少女だけがいるところに入ってこようとするつわものはなかなかいないからよ」
俺は頭を抱えた、普通の生活を望んでいるだけなのに・・
何で、魔法少女だけがいる学校なんかに。
祥子さんが書類を渡してきた。
「入学の手続きと、ご両親の説得は心配しないでこれは学校の場所と規則よ。あと寮生活と時間割」
「もしかして、寮生活なんですか?」
「そうよ、しかも二人部屋」
「俺に対する嫌がらせですか!!」
「あら、どうして女の子と一緒よ」
「女の子と二人っきりなんて、疲れますよ!!」
「まあまあ、大丈夫疲れないようにするから」
俺は叫んだ
「ああもう、めんどくせ!!」