護衛任務
祥子さんに俺、雪菜、湯野、留美、エリナ、久留巳、が呼び出され校長室にいる。
「言うことであなた達に依頼を受けてほしいのよ。」
「護衛ですか。」
依頼とは国や企業が魔物に関係することでの頼みごともちろんお金も払ってもらえる。
今回はエルフの子供の護衛だと言っても歳は俺らと変わらないようだ。
「依頼は分かりました。だけどなんで私たちに?」
雪菜が聞いたが俺もそこが疑問だった。普通はちゃんとした魔法少女に依頼するものなのだが・・・
「それがね、今回のことで魔法少女は出払ってて以来を受けることができないの。それで学生で有能な人に任せるってことになたのよ。」
祥子さんがそう言って俺たちを指差し
「有能な人があなたたち。」
そいって祥子さんは依頼書を出した。
「祥子さん依頼者は?」
俺が聞くと祥子さんは悲しそうな顔をして
「私の知り合いでこの依頼はもし自分になんかあったらこの依頼を頼むと言われてね。」
俺は後で祥子さんと二人っきりなったら聞きたいことができた。
「分かりました。とりあえず受けます。」
俺が返事をすると後に続いて他のみんなも受ける返事をした。
「皆さん、ありがとう。分かったわ。これに名前を書いて」そう言って祥子さん依頼書を出した。
「祥子さん二人っきりで話したいことがあるんですけど。」
俺は祥子さんに言ってみんなを出してもらった。
「それで話は何?」
祥子さんが聞いてくる。
「俺が聞きたいことは護衛対象が狙われてるんですよね?」
「ええ。」
「それは魔法少女の誰かから?」
祥子さんはあきれたような顔をして
「相変わらず鋭いわね。何で分かったの?」
「消去方です。まず魔物って線は消えます。同種族だったなら祥子さんのつてを使えばいいと思う。けど魔法少女の中に狙っているものがいるならここが一番そいつらに狙われにくい学生で一杯だし祥子さんの結界内ですから。」
俺はその理由を語ってみた。
「そうね、ボウヤの言うとおりでその子らの家に行ったら家が荒らされていたわ。私の知り合いは何か知っちゃいけないことを知ったらしくてねそれの証拠隠滅のために入ったんだと思われるわ。そして・・多分殺されてるわ」
「今、その子らはどこにいるですか。」
俺が祥子さんに聞くと
「ボウヤはどうしてそんなことを聞くの?」
「その子らがその情報を握ってる場合がある。急いで保護しないと誘拐されかねません。」
俺があわてると祥子さんがおかしそうに笑った。
「何ですか祥子さん?」
俺が不機嫌そうに言うと。
「大丈夫よ、ここにいるから。」
「どこですか?」
「こっちよ」
そう言って祥子さんは俺を隣の部屋に連れて行った。隣の部屋にはエルフの少女が二人いた。
「この子達が祥子さん」
「そうよ、姉妹でこっちがエリとリーゼよ」
エリは気の強そうな目をしていて金髪の女の子スラットモデル体形。リーゼはおびえたような感じの女の子姉妹ともに似ている。
俺はいちよう護衛をするので挨拶をする。
「こんにちは、私の名前は神崎 結城よろしくね。」
エリは俺を睨むと
「私は人間何って祥子さん以外信用してないからよろしく。」
俺はいきなりそんなことを言われて目を白黒させた。
この目・・・誰も本当に信用してない目だな。
俺は下手なこと言うより引き下がることにして、
「まあ、護衛することになるからよろしく。」
俺はそう言って祥子さんと一緒に外に出た。俺は祥子さんにに確認するように目線を送ると
「ええ、そうよ」
祥子さんが肯定する。
こいつらは両親を人間のせいで大変なことになっていて誰も信用することができない状態だな、しかも妹も守らなきゃいけないから気をはってるんだな。
そりゃそうだろう、誰が味方かわからない状態だったらしょうがないな。




