表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/120

敵の能力

俺は魔法少女に連行されて、留置所みたいなところに入れられた。いちようデノムとグラドと防犯カメラによって、俺の証言は採用されたみたいだ。だからか分からないが魔具を取り上げられることはなかった。つかまって二時間くらいで祥子さんがきた。

「すいません、祥子さん迷惑かけてしまって。」俺はそう言って頭を下げた。

「いいのよボウヤ、それでボウヤが負けそうになった相手について詳しく聞かせて」

そう言って祥子さんは椅子に座った。その時ドアがたたかれ身長の高い茶髪の女性が入ってきた。

「すいません、今回の事件の犯人を追っているものですけど。」そう言って名刺を出してきた。

黒沢くろさわ 歌倶矢かぐやと書いてあって最重要魔法事件担当だそうだ。

「それで、あなたを襲った犯人はこの人ですか?」

そう言って写真を出してきた。あの男だ。

「ええ、こいつですけど」

「そうですか・・・」

黒沢さんはどうしたものかと迷ってるみたいで、言い渋ってた。

「誰だか知りたいんですけど、ついでにあいつが持っていた能力について」

俺が少し強めに言った。

「そうね当事者だし、知っといたほうがいいね」

「彼はいったいなにもの?結城が押されるのは意外だったわ」

祥子さんも気になってたらしくそう言った。

「彼の名前は遠山とうやま 浩二こうじ彼が持っている能力はセイクリッドレリックのイマジネーションギアと思われるものです。」

「セイクリッドレリックって何ですか、私は聞いたことありませんが」

俺が聞いたら、黒沢さんが説明してくれた。

「セイクリッドレリックと言うのは神が人間に与えた力の一部です。神の思われるものがこの世に直接手を下す分けには行かないので、人間に神の力の一部を与えて神の変わりにやってもらいたいことをやってもらう。また神と思われるものの力の基は人の信仰心のどに比例すると思われています。神は力を持つために他宗教の信仰をなくすために神の力の一部を渡して信仰心を集めて自分の力にするのです。だから力はは神話などにまつわる物を待っていたりします。」

そして一息ついて

「彼が持っている力はイマジネーションギアと呼んでいます。能力は自分のイメージした能力を使うことができる能力です。」

俺は何を言っている分からなくなってしまった。

「・・・・あのそれって自分が思った能力使い放題じゃないですか。」

「ええ、そのとおりです」

平然と言ったこの人は

待て待て、自分が思った能力を使うなんてチートやん、何その主人公特権みたいな能力は・・・俺はそんなやつに命狙われるなんて詰んでる・・・俺の命詰んでる・・・・あれちょっと待てよじゃなんで逃げたんだ。

「何か能力獲得に何か制限はないんですか?」

「ありますよ。自分が本当に使えると信じてないと使えないんです。自分が使える姿を想像して使わないと能力は発動しません。」

・・・これもこれで能力使うのに苦労するだろうな、本気で中二病みたいにならないと使えないのか。

「で、動機についてですか何か言ってませんでしたか?」

黒沢さんは真剣な表情をしだした。

「私が魔王になるかもしれないと、だから殺すと」

「そうですか。気になりますね、この件については私からも調べておきますので今日は帰ってもらって結構です。」

俺は祥子さんと建物を出た。

祥子さんの車で帰る途中おれは祥子さんと今回の事件に関してお願いしたいことについて話した。

「すいません、祥子さん過去の文献で勇者や魔王が出て来るものと、イマジネーションギアと遠山 浩二について調べておいてほしいんです。」

「分かったわ。他には」

「そうですね、後気になったのがなぜ神の力で俺を殺そうとしたかです。」

「ん?神の力だったら男でも魔法少女が殺せるからじゃないの?」

「わざわざ神様が動いてなぜ俺のことを殺そうとするのかそこらへんが気になります。」

「確かにね・・・・神様の力が出張ってまであなたを殺すと思うのが分からないわ。」

「それに俺のことを魔王といったところもです。」

「人違いってことはないの?」

「それはないです。」

俺はきっぱりと言った。

「遠山 浩二は確かに神崎 結城と言いました。さらに不思議なことにあいつは女の俺を見ても動揺がありませんでした。神崎 結城と知っているのに男だということは知らなかった。」

「確かに不思議ね 、でもまだあるでしょ?」

「さすが祥子さん」

俺は祥子さんの言葉にうなずいた。

「あの女黒沢 歌倶矢についても調べてほしいんです。あの人がいつ遠山について知ったのか。それにあの人手際がよすぎる俺が襲われるのを予期してたきかもしませんから」

「そうね」

祥子さんはそう言ってうなずいた。

「調べた結果はまた後日と言うことでいいかしら?」

「はい、祥子さん気をつけて」

「分かっているはボウヤ」

そう言って祥子さんは微笑んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ