暗殺
俺は二人と分かれた後、女の状態になって着替えようと場所を探して路地裏に入っていったら後ろから声を掛けられた。
「お前は神崎 結城か?」
俺と同い年ぐらいの学生服の男だった。
「え、ええ」
「そうか」
その瞬間、殺気が一気に膨れ上がった。
俺はとっさにバックステップした。さっきまで俺がいた場所に何らかの攻撃が加えられたらしい。
パイプが切れていた。
「なっ何者、何で私を殺そうとした。」
俺は舐めきっていた相手を
「お前が魔王と呼ばれるものになるかもしれないからだ。」
「何言ってる?」
「だから殺す」
男の動きは素早かった。
男の体が一瞬光
「イマジネーション 雷帝」
と言った。
「稲妻よ、俺の体を駆けろ」
それと同時に俺に向かってきた。
(な、早い!!)
今まで見てきた中で一番早い。師匠より早い
俺には迷ってる時間はなかった
「アムド化」
俺は素早くアムド化をしたが相手は民間人?だから攻撃するのははばかれる。
俺はガードしながら後ろに下がった。
「稲妻ゆ、俺の腕に宿れ」
俺は覚悟を決めて受けた。
(いってぇ~~いくらこの状態でも普通の人間だったら死んでるぞ)
俺は痺れて動かない体を無理やり動かして、刀を抜きながら考えた。
「稲妻よ、剣となせ」
男は手刀を作っていた。その手刀の周りに電気が集まっていた。
俺は逃げるようにして、下がった。
男はそれを見て、突っ込んできた。
俺は手刀に刀で応戦するように見せて、手刀に当たりそうになったとたん刀をはなして太ももの拳銃を放った。
男はバランスを崩していたので当たると思っていた。
その期待に反して一発男の頬をかすっただけで男にスライド状態で銃を押さえられた。
(こいつ、銃の構造を知りながら、それを実践するなんて!!)
そんなこと思ってたら帯電させた蹴りを入れてきた。
体が痺れて動けなくなった。
「あ・ああ」
(くっそ、何か手がないのか)
デノム!!俺は次元空間からデノムを呼んだ。
デノムは事態にすぐ気づいて、男を攻撃したが持ち手を持って地面に刺されて動けなくなされた。
「これで、終わりだ」
「まだだ!!」
俺は口がきける程度になったのでこちらに気を取らせる。
男は自分の状態に気づいてデノムの攻撃を避けた。
デノムの人型状態である。両手が刀になっている。
「大丈夫か、相棒!!」
デノムがびびってた。
デノムが善戦しているが、押されている。
俺もだんだん動けるようになってきた。
(まだ、動けない何か手はないか)
あった!!
俺は集中して叫んだ。
「クリムゾンアーマー!!サモン!!!」
フィジカルサモナー発動!!




