俺の偽名
「俺の名前は草薙 優斗です。神崎 結城の友人です。」
俺は最初から考えていた名前を出した。色々考えた結果こいつらに何らかの理由で接触した場合のことを考えてだ。そのためケータイも二つ持っている。まあ片方はすでにケータイの電源を切ってあるが、あとこいつらのことを知っていることを証明するために結城のケータイで優斗のケータイに写真を添付したメールを送っておいたのですぐにばれることはないと思う。
「なんで、あたしたちを助けてくれたの」
「神崎さんに助けてやってくれと」
「そういえば結城は?」
あたりをエリナが見る。
「神崎さんなら、用事があると言って行ってしまいました。」
「うそ!!」
その時みんなのケータイからメールの着信音が
そこに書かれてるのは「すまない、急用があるので別行動をとらせてもらう。買った服はベットに置いといてくれ」
と言うメールがさっきトイレに行ったときこれを仕掛けておいた。
「この人の言うことは本当らしいね」
エリナが警戒を解く。
「それでは僕は」
と去ろうとしたとき雪菜が
「草薙さん、これから何か用事があるんですか」
「いいえ、羽を伸ばそうと出てきただけですから」
「それなら、私たちと一緒に」
「いいえ、俺は」
「そうですね、結城さんとどのような知り合いかしりたいですわ!」
ここで思っても見なかったのが久留巳の援護
「え、でも男一人いてもお邪魔ですから」
「大丈夫です、これからスイーツめぐりえおするだけですから」
まさかにここで留美の援護が、おれはあきらめて
「じゃあ、ご一緒に」
俺は無事にこの休暇が終わるのを祈った。
「意外と強いんですのめ」
「ええま、これでも武道をかじってたもので」
「へーー」
俺は久留巳と話しながら歩いていた。え、なぜかって一番ばれる可能性が低いからだ。
「それで結城さんとはどういう知り合いで?」
「その武道を習ったときに知り合いました」
「へー、あなたと結城どちらが強いんですの」
「・・・・結城ですね」
俺はいいにくそうな振りをしていった。
「あら、ごめんなさい」
「いえ」
「ここですか」
俺はスイーツの店に入って行った。
「意外とおいしいです」
「喜んでもらってよかったわ」
俺は甘ったるいものが苦手だが、そこまでしつこい甘みじゃなかった。ちなみに今食べてるのはモンブランだ。
俺は神崎 結城がどんなふうに見えてるのか気になって聞いてみた
「そうですね、はっきり言って無茶苦茶強いですかね」
「そうだね、ドラゴン倒したし」
「そのドラゴンを使い魔にするし」
「頭もよくて」
俺は頭が痛くなった。
(そんな幻想を抱いているのか・・こいつらは)
何だかんだでおしゃべりしていたら時間が過ぎていた。
「それでは」
と分かれた。
この後、事件があるとも知らずに
主人公チートを出して無双させたいと思ってます




