お買い物
ラブコメがなかなかできませんが、気長に見守っててください
俺はファンクラブを避けるため、今日は買い物に出ている。なぜかいつものメンバーで。
多分俺が外に遊びに行くと知ったら、ついてくるだろうと思い外に出て行こうとしたら湯野に見つかり口止めしてしようとしたら、
「黙ってほしかったら、あたしも一緒につれって行って!!」
なんていいだし。まあこいつなら俺が男だと知ってるからなんて思ってたら、雪菜と留美に見つかりさらに久留巳とエリナに見つかり 俺はこれ以上メンバーが増えるのを恐れてこのメンバーで外に出たのはいいのだが・・・・
「買い物先が服屋なんて」
「あ、これかわいい!!留美ちゃんこれ着てみて」
「これもいいですわ」
「これも着てみてよ」
「これ、露出多くないですか」
「いい、これ」
後ろの試着室あたりで女子が騒いでいる。
俺は近くの椅子で荷物と一緒に待機だ。みなさま通常の男性が知っているように、女性の皆様は買い物に時間をかける。
「結城さんも服試着しませんか?」
留美が聞いてくる。
「いいや、私はそういうことに興味がないいのでいい」
「そうですか」
「そんなこと言わないで着てみてください。とっても似合うと思うので」
エリナが言ってくる。
「いや、私は」
「そうですね、お客様は身長も高いので似合うと思います。」
何言ってんだ、この店員
「雪菜さんも湯野さんも似合う思いませんか」
「に、似合うと思うわ」
「ええ、とても」
くっそあいつら笑いをこらえながら言ってくる。あいつら絶対楽しんでやがる。
「ほらほら雪菜さん」
今回に限って留美が積極的だ。
「ハァー、分かったわ」
俺は服を持って試着しへ。
ちなみにこの服なのだが、ミニスカートでフリル・・て言うのか・・・これがついていて、上は白色の半袖だ。
何でこんな服着なきゃいけないんだ・・
何だかんだで着て出て来てみたら。
みんな見とれていた。
「そんなに似合うのかこれ?」
「うん、すごいよ」
「ここまでとは」
「きれいです」
「すばらしいですわ」
「信じらんない」
みんな口々に感想を述べてきた。
そういえば・・・俺女用の私服まだなかったな。
「買う」
「「「「「え」」」」」
「どうした?」
みんなを代表するように雪菜が
「だって、あんなに興味なさそうだったのに・・」
「あなたたちがせっかく選んだんだもの、いちよう買う」
「そう」
俺は適当に理由を述べた。
俺はみんなと一緒に会計を済ませた。
道中に湯野が、
「何で買おうと思ったの?」
「うん?」
「だってそんな理由で買おうなんて思ったわけではないんでしょ」
「女状態の私服が一着もなかったからだ。」
「そういう理由」
「私ちょっとお手洗いへ」
「うん」
(やっと、開放された)
俺は男子トイレに誰もいないことを確認すると個室に入った。
俺は男の状態に戻ると男物の服に着替えて、あと時間設定でメールと、俺はかばんの中にかばんを入れていたのでそれも出して外の出してあったかばんを入れた。
「よっし、偽装工作完璧。」
俺は今日どうがんばっても学校を出るまでは女の状態でいなきゃいけないので、かばんに男物のふくを入れていたのだ。
「これで羽を思う増分伸ばせる。」
俺がトイレから出ると、あいつらが絡まれていた。
「ねえ、どっかでお茶しない」
「だから、断ってるでしょ何度も」
「そんなこと言わずにさ、ねえ」
「いい加減にしてよ」
いつものあいつらならこれぐらいどうにでもなる。
俺は放置していこうとして、気づいてしまった。
いつものあいつらは魔法を使っている、だが外での魔法の使用は禁じられている。
今はどこにでもいる普通の女の子状態だ。
「くっそ」
悪態をついた。
「何で気づいた俺は」
自分に
「おい、やめろ。嫌がってんだろう」
「ああ!!」
「なんだテメェ!!」
「ちっ」
三人組がにらんできた。
ちなみに雪菜と湯野はなんで?!見たい顔他は誰この人見たいな感じ。
「なんだ、テメェこいつらの知り合いか」
「いいや」
「なら引っ込んでろ」
「だが知り合いの知り合いだ」
「だからって俺たちの邪魔していいわけないな、言い分けないだろう」
一人が俺の胸倉をつかんできたのでその手首をひねった。
「いててて」
ちなみに俺が使ってる今の技は合気道だ。
「テメェ!!」
殴りかかってきたヤツに俺をつかんできたやつをぶつけ。
もお一人も殴りかかってきたので、パンチの威力が出る前に左手でそらし右手でパンチ、しかもただのパンチじゃなくて中指の関節が出るような拳を作ったのでそこに力が集中するパンチだ・・・かなり痛かったポイ顔面を押さえて地面を転がっている。
「まだ、やる?」
「「「いいえ!!」」」
その三人組は逃げっていった。
「ところであなたは誰ですも?」
久留巳が聞いてくる。
「ああ俺は・・」




