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増援

俺は何度も剣や銃でドラゴンに立ち向かうが、歯が立たない。

(くっそ、決定打がない)

ドラゴンを倒すだけの強力な一撃がない。

「湯野、ドラゴンの目を潰すことはできないか!」

「無茶言うわないで、そんな精密射撃できない!」

俺たちはドラゴンに傷一つつけることができない。

「湯野、ミニガンを地面に撃って土ぼこりを起こして」

「分かった」

湯野が地面に向けてミニガンをぶっ放す。

土ぼこりがたち視界が悪くなる。

俺は素早く次元空間ディメンションスペースを開け、

「来い、デノム」

「おう、相棒ドラゴン相手にするとは無茶やるね!」

「うれしそうに言うな!こっちは命がけなんだぞ。」

(くっそ雪菜たちは何してるんだ)


                     雪菜視点

私たちが集合場所に戻ったら、大変なことになっていた、クラックが岩で阻まれていて帰れず。

負傷者がいく人かいた。

私は先生を見つけ聞くと

「いきなり魔力玉が飛んできてそこのがけに当たって岩が落ちてきて、クラックを塞いで、負傷者まで出た。」

(もしかして、あの時結城がかわした魔力玉が・・・・そんなことはどうだっていい状況を説明しないと)

「先生!!」

「何だね」

「実は・・・」

私と留美ちゃんがあったことを説明すると

「どういうことだ、ここのクリムゾンドラゴンのグラドはそのようなことをするとは思えないんだが・・」

「先生、どうします。」

「クラックが開いていればそこから逃がすこともできたのだが・・すまないクラックの岩をどけるのを手伝ってほしいを頼みたい」

「分かりましたが、結城たちのところには、」

「それは・・」

「私たちが行きます。」

そう言ってきたのは、蒼井エリナと召喚魔法と契約魔法について聞いていた子だった。

「あなたたちは?」

私が聞くと

「わたくしは駒沢こまざわ 久留巳くるみ、こちらは蒼井 エリナですわ」

「久しぶりです、雪菜さん。お願いしたこと覚えてます?」

「そういえば・・ごめんすっかり忘れていました。」

「それについてはまた今度」

「先生、わたくしは召喚魔法が使えますし、エリナさんは回復魔法が得意ですわ」

「そっかそれならば、分かった行ってくれ。」

「分かりました」

 エリナちゃんが首から提げている十字架を握り

「私たちに加護を」

アムド化呪文、シスター姿になった。

駒沢 久留巳はポケットからチェスのキングを出し、

「さあ、戦いを始めましょう」

アムド化呪文、キングの王冠をかぶったがたいして変わってない。

「さあ、行きますわ」



結城視点

(くっそ全然ダメージがはいらねえ)

俺はドラゴンの攻撃の合間に反撃しているのだが・・・

単純に火力だけなら湯野のほうが上だ。

(ヤバイな、集中力が無くなってきた)

「キャアっ」

そんなことを思っているとドラゴンが湯野に魔力玉を放った。

湯野は魔力玉自体はかわしたが岩などの破片によってダメージを受けたらしい。

俺が湯野に気を取られた瞬間、ドラゴンの拳が降ってきた。

(ヤバイ!!)

俺がそう思った瞬間その間に鉄色の人型が間に入って防いでくれた。

(これは??)

「助けに来ましたわ」

後ろにいるのは、召喚魔法と契約召喚について短髪眼鏡で聞いた短髪眼鏡と、シスター服の金髪がいた。

そのシスターが

祈祷治療プレヤーヒール

そう言って湯野に青色の光を放った。当たった瞬間傷が回復していった。

「大丈夫か湯野?」

「はい」

「君たち何者」

俺が聞くと、召喚以下省略が

「わたくし達はあなた方を助けるよう言われました駒沢 久留巳と蒼井 エリナですわ。」

そんな会話をしながらもドラゴンが攻撃をしようとするがさっきの鉄色の人型が邪魔をしている、・・・数が増えているような気がする。

「あれはわたくしの召喚魔法ですわ」

・・・頼もしい味方がきたな。

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