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クラック

いつもどうりの前半授業だが・・・

(くそ、雪菜め)

雪菜は気持ちよさそうに寝ている。周りを見ればちらほら居眠りしている女子はいる。

こんなハードなことしてれば・・・慣れるまで眠くもなるだろう。

(くそ、俺も寝たい)

睡魔と闘うのをやめて意識を手放したい。

俺はいつもどうり寝ないために必死に手を動かした。


いつもどうり、昼食をとって後半授業に臨んだ。

「今日は人工クラックに入ってもらおうと思います。」

「クラックって何だっけ?」

雪菜が俺に聞いてきた。

「クラックは、空間の歪のことだ。向こうが魔物がでできた世界。」

「じゃあ、今から魔物がいる世界に・・・」

「人工クラックだからこちらで生活できなくなったエルフなどの種族が人工クラックの向こうがはにいるんだと思う。だから魔物がいたとしても敵対関係魔物はいない、少なくても攻撃されることがないところだと思う。」

「ほら、そこ話を聞いて」

先生から注意が入ってしまった。

「そこで言ってたように、攻撃されることはないと思っていて大丈夫だと思いますが一人にならないよう少なくても二人でいてくださ、後失礼のないように。そしてこれは召喚契約の適正検査でもあります。」

そう言って先生は締めくくって、終わる。


「結城、あたしと一緒に周らないか?」

「え、」

湯野からの誘いに驚いていたクラス全員が

「ちょっと待って、何であなたがついてくんの!!」

「あなたには関係ないでしょ、神来 雪菜さん。あたしは結城に聞いているの」

「私も結城と一緒にいくつもりで・・」

「悪いけどあたしが先に誘ったから」

「結城、どうすんの!!」

「え、それは・・」

湯野がいきなり俺を引っ張り小声で、

「結城、約束ですよね。」

「え?」

「復讐のこと」

「あ、ああ」

「これで、強い魔物を契約できたら復讐のための力に一歩届きます。だから手伝ってください。」

そう言って、俺を放した。

「分かった。行こう」

湯野は満足そうな顔を浮かべ用としたが、俺の次の言葉で不満いっぱいになるだろうな。

「雪菜と留美と一緒に」

湯野は不満顔になり、雪菜はざまあ見ろみたいな顔、留美は苦笑。

俺はこれ以上めんどくさいことが起こらないよう祈った。

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