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くだらなかった理由

「俺は神崎 結城だ。」

「うそ、だってあの子女の子だったじゃん・・・それに魔法も使っていた。」

俺はめんどくさくなったので、目の前で女の姿になった。

俺は何でここにいるかを説明した。

「・・・・分かった信じる」

「そう」

「あなた男の時よりも女のほうが」

「待て!それ以上言うな!」

「顔がきれいで・・・何で男やってるの?」

「・・・・」

俺は泣きたくなった。

「まあいい。何か私に言いたいことはないのか?」

「女になると言葉使いかわるのね、気持ち悪い。」

「俺だってしたくてしているわけじゃない!」

もう、ヤダ。

「・・・なんで、復讐をくだらないと言ったの・・あんたもどっかの正義気取りと一緒なの!!」

「・・・私は復讐自体をくだらないと言ったわけじゃない」

背中合わせで湯野と話始めた。

「私はあなたの復讐の内容がくだらないと言った。」

「それはどういうこと」

「もし、あなたの両親を殺したのが人間だったら、あなたは人間を全員を殺すの?」

「それは・・・」

湯野が答えるのに躊躇していた。

「私が言いたいことはそれだけ」

「・・・以外だわ・・あなたみたいな人は復讐なんて無意味だなんていうのかと思った。」

「・・それが言えるのはあなたの両親かあなたと同じ人だけ、それ以外はただの戯言、聞くに値しないと思う。」

「ありがとう」

「・・・なんで」

「あなたが始めて、あたしの復讐を賛成してくれたの。みんな復讐なんてくだらない、それで両親が報われるのか、そんな理由で魔法少女になるな何って言う人もいたわ。」

「・・・・・」

「私、苦しかった誰にも理解されなくて、そのくせ魔物を全部殺すと言うとみんな賛成するんだもの。」

「そうか」

「うん」

「私から言えるのは一つ、後悔しないように生きるべき。それだけ・・」

「ねえ」

「なんだ」

「あたしの両親ね、狗牙に殺されたの・・」

(狗牙は確かランクBのモンスターの上位魔物だ。毛の色が藍色だ。見た目が狼人間に似ている。人の言葉理解して話せる。群れで行動している。厄介な魔物だ。)

「そして、それの上位種の狗牙の狼牙。」

(狼牙Sランク魔物だ。見た目と特徴が狗牙と同じで毛の色が血の色だ。だが力がぜんぜん違う。)

「そいつらを信用して、だまされて殺された・・・あたしの目の前で、あたしは母に窓から投げられて狗牙はそれに気づかないで母と父だけ殺していなくなった。」

「復讐はその狗牙と狼牙にしなよ。」

「うん、分かった」

湯野が泣いてたので、俺は先に風呂を出た。

出かけに俺は、

「復讐を手伝ってほしかった言え。」

「・・・いいの?」

「ああ、その代わりあいつらに謝れよ」

「うん」

「後、一つ言うことを聞くってのは俺が男だってことは、秘密にすること。」

「わかった。」

「じゃあな、さき上がる。」


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