111戦争開始
四万PVいきました
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天使のとの戦争になり、世界は様々な混乱に陥った。小娘だけの発言ではどうにもならなく、日本以外の国は何の対策もないまま天使と戦うことになった。
日本は校長先生の伝もあって、対策をすることができた。天使の力を半減させる魔法陣が配られた。それなりの数があるがどこまで効き目があるかは分からない。
そしてあたしたちの所には天使何体か居てやはりと言うべきかウリエルもいるそうだキューピット百万体が襲来した。
キューピットはCランクぐらいの強さだ。弓だけでなく、剣や槍または魔法を使ってきた。私たち学生が束になっていけば倒せないこともないが数が多く倒して倒しても湧いて出てきた。黒沢たちも戦っているが先日の戦闘ダメージが抜けている訳でわ無いのでそこまで敵は倒せていない。
あたしたちは自分の陣地の奥で戦う事になった。校長先生に例の天使の恨みを買った話をしたら、後ろの方で戦うように配置してくれたのだ。
「鬱陶し」
そう言って湯野はせわしなく目線を動かしてキューピットをファングで落としていた。落ちたのをあたしが焼き払う。
「数が多いですからね」
そう言ってリーゼちゃんはサラマンダーとシルフを使って炎の竜巻を起こしてキューピットを焼く。
「多すぎですわ」
久留巳のルークを踏み台にナイトがジャンプをしてキューピットを二体地面に叩き落とし、落ちたキューピットをポーンが袋叩きにする。
「皆さんがっばてうください」
そう言って回復担当のエリナが言う。
そこに突然聞き覚えのある声が響く。
「さあ、殺しに来ましたよ」
そこに先日の天使ウリエルだ。
「どうしてあんたがここに?」
湯野の言葉に驚きを隠せないまま天使に聞いた。
「知らないかもしれませんけど、キューピットと視界を共有することができますの」
天使は笑って答えてくれる。
あたしたちの居場所は筒抜けだったてこと
「さて行きますよ」
そう言って天使が光る剣を構える。湯野は散開していたファングに一斉攻撃をさせた。
「無駄ですよ」
当たる直前で止まってしまう。やはり一定の威力を超えないとダメージは入らないわ。やっぱり決定打は湯野の滅気怒それしかない。チャンスは一回。
動きを止めて入れる。
「なら直接入れますわ」
久留巳がそう言ってポーン三体で囲むように攻撃させるがさっきと同じで弾かれる。
「くっ」
「言ったじゃないですか。無駄で」
あたしは言葉の途中でリーゼと協力して炎をまき散らした。
「これならどうよ」
ダメで元々で聞いてみた。
「全然です」
あたしの真後ろで声がする。
(うそ、いつの間に!?)
「それではさようなら」
あたしに剣が突き立てられそうになった時、背後でドン!!音がしてびしょ濡れの天使があたしから離れた場所にいた。
「やらせません」
そう言ったのはエリナだった。たぶん水の塊を天使に向かって放ったのだろう。天使も最初から戦闘をキューピットで見ていたからエリナが攻撃するとは思わなかったみたいだった。
(待ってこれなら、いけるかもしれな)
あたしの中に天使に勝つ兆しが見えた。




