表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/120

決闘

次回戦闘やるって言ったもんで長くなってしまいました。ごめんなさい

俺たち二人が口論していると。

「こらこら、どうしたんだ。」

ミレイ先生が来た。

湯野が先生に

「この子と決闘がしたいんです。」

「決闘はお互いに合意して、決闘書類を提出してもらうんだが・・まだ決闘場がまだ準備できてないらしいんだが・・」

「ならここで!!」

「校則を忘れたわけではなかろう。」

「っ」

「校則では学校内で許可なく攻撃魔法に準ずるものは使ってはならないとある」


「いいわよ別に」

祥子さんの声だ。

「校長!」

ミレイ先生が動揺している。

「ちょうど結界が張り終わったところで、検査しに行くの。実際に戦ってもらった方が言いでしょう。」

「書類のほうは?」

「あれは私が確認するためのもの、もう確認したからいいわよ。」

「規則は規則ですよ」

「検査のためだからいいの」

「そうですか」

祥子さんとミレイ先生が話し終わって、祥子さんが

「皆さんにも実際に見てもらったほうがいいでしょうから。魔法少女全員集めて決闘上に連れて行って。」

「はい」

俺たちはこうして決闘することになった。


湯野が

「私が勝った場合、あなたは私の奴隷になりなさい」

「私が勝った場合、こいつらに謝れ!!」

「あら、それでけでいいですの?」

「・・・ひとつ、私の言うことを聞いてもらう。」

「あらそれだけ?」

「私、人を奴隷にして喜ぶ趣味なんてないから」

「ん~~絶対まけないわ」


「結城、ごめん」

「何がだ、雪菜?」

俺は準備室で雪菜と留美話してた。

「だって巻き込んじゃって・・」

「私が首を突っ込んだからいいの。」

「それにお前が躍起になっていたのは、留美のためだろ」

「うん」

「そうなんですか!」

留美が驚いている。

「こいつは馬鹿だから」

「結城も私に劣らず馬鹿だよ、こんなこと・・・」

「俺はあいつが気に入らない」

「「どうして」」

二人そろって聞いてくる。

「それはあいつが八つ当たりしているからだ。」

「どういうこと?」

「フン、分からないんだったらいい」

俺はそう言って立った。

「あの、怪我のないように、結城さん。」

「ああ」

「結城、勝ってね」

「ああ」


俺は決闘場に向かった。

「あら逃げなかったですのね?」

「・・・・」

俺は周りを見て状況を調べた。

決闘上は50メートル×50メートルで周りは高い三メートルほどの壁で覆われている。

床の材質はコンクリートみたいだった。

「どうしたの無視なの!」

どっかの馬鹿が騒いでるが無視。

俺は頭の中で戦いを組み立て始めた。

祥子さんが会場のの説明を始める。

「この会場は結界によって身体へのダメージは魔力値が減ることになるわ。だから怪我はしないわ。

ただし、衝撃波などは来るわ。後、観客席のほうには攻撃がきても大丈夫よ」

祥子さんが話を終えると、

審判役の先生が

「負けを認めるまたは、戦闘続行不可能と判断した場合戦闘を中断する。双方それでいいですか」

「かまわない」

「いいわ」

「それでは始め」


俺は魔装で西洋剣を出した。どこまでも黒かった。

「あなた、私に勝てると思ってるの?」

「・・・・・」

「あなたの取り柄は魔力値だけでしょう」

「・・・」

「あなた何か言ったらどうなの!!」

「うるさい!!」

「なっ!?」

「先からごちゃごちゃと、黙れないの?」

「頭にきたわ。我憎しみの炎に身を焦がす!!」

そう言って、湯野は左腕の時計を叩いた。

(あれが、魔具だったのか)

全身メカメカしい物で覆われた。容姿はそこまで変わらない。

周りにはファン〇ル見たいなものが五つ浮いていた。

「行きなさいファング」

(ファングって言うのか)

確かファングって牙って意味だったな。

これは無意味に見えるけど重要なことだ。

魔法はイメージが大切なのでその言葉でイメージしやすいものになる。

その言葉からだんなふうな攻撃、能力かが推測できることがある。

(まず一個か)

空中を飛んできた。

そして、半分に分かれてその間から魔力玉を放ってきた。

俺は素早く斜めに避けて、すれ違いざまに切った。

「一個壊したからって安心してはいけませんわ」

そう言って、もう一個出てきた。

(一度に操れるのは五つ、壊してから新のが出るのまでおよそ三秒)

「そちらからいかないんでしたら、こちらから。行きなさいファング!」

全部飛んできた。

俺は魔力玉をすべて避けて、

「スモーク」

と言い剣を振るった。剣から黒い霧が出る。

特に変哲のない霧だ。だがこれでいいファングと俺の姿さえ隠してくれれば。

俺は素早く

「アムド化」

と言い、すべてのファングを剣で壊した。

(相手は俺の姿が見えない、三秒あれば切れる!!)

俺は素早く移動して、

(もらった!)

俺の考えは甘かった。

湯野はミニガンを出していた。

「なっ!!」

俺は素早く射線上から避けた。

ダダダダダダダダダダダダダ(射撃音)

「私にはファングだけと思いましたか!!」

「くっ」

湯野はいったん撃ち終わると、

「驚きましたわ、アムド化出来たのね。」

「・・・」

「まあいいわ、ファング来なさい」

また五つ出てきた。

「さあ、あなたが倒れるまでやりますよ」

(切る札があるが、余り使いたくない、ファング壊してミニガンの弾切れを待つか)

俺はファングに向かって二丁のフルオートを浴びせた。

俺は素早く弾を入れ替え、すべてのファングを壊した。

その時、

「あら、あなたの弾がきれるの?」

「あんたのは切れないのか?」

「当たり前じゃない、魔法で出しているのよ。」

(そうか魔法はイメージ、あいつは銃器に関して詳しくないから、何発装填できるかなんて想像してないのか!多分冷却も必要ないだろう。くっそ盲点だった。銃器に詳しいのが裏目に出る何って。)

俺は仕方がないので、切り札を切ることにした。

「さあ、消し飛びなさい」

そう言って、また五個のファングがいっせいに魔力玉を撃ってきた。

「これであなたの負けね。」

「・・いいや、まださ」

「ん」

俺は大剣を盾にして、防いだ。

「着弾音が聞こえないって・・・それは魔法打消し(マジックディナイ)ね。その剣」

魔法打消し(マジックディナイ)呼んで字のごとく魔法を打ち消す物のことである。

(まあ、そこまでめずらしくない)

「その程度で!!」

そう言って剣を出し、向かってきた。

俺は剣をぶつけ合いつばぜり合いになった。

「待っていたのよ。これを」

そう言って、魔力を一気に放出させた。

「それはね、打ち消すのにも限度があるのこうすれば限度が超えた魔力があんたのところに」

「くっくっく」

「何が可笑しいの!!」

「あなたは勘違いをしている・・・そもそもこれは魔法打ち消し(マジックディナイ)じゃない。この剣は魔法吸収マジックアブソーブだ。」

「なっ」

魔法吸収マジックアブソーブはいくらでも口が広がる空っぽみたいなものだ。

それを埋めるのは一人の魔法少女じゃ無理だ。

湯野はいったん距離をとった。

「しかも、こいつは特別せいでな・・やれデノム」

俺はそう言って、剣を空中に投げながら湯野に向かってフルオートにした。

「あいよ、相棒」

剣の刃が真ん中から分かれて湯野上に魔力の柱が落ちた。

「意思持つウィルブレードだ。ちなみにそれはお前の魔力だ。」

「「やったー」」

結城と留美の声だ。

湯野は消し炭になった・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ